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1936年竣工の名建築を受け継ぎ、「ザ マリタイムホテル 横浜ベイ」が誕生へ

2027年1月30月に開業、宿泊予約の受付が始まる

Masataka Ito
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Masataka Ito
Writer/Editor
ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・See | 歴史ある外観はそのままに
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1936年竣工の「横浜郵船ビル」を引き継ぎ改修された「ザ マリタイムホテル 横浜ベイ」が、2027年1月30日(土)に開業。宿泊予約の受付がスタートした。

横浜・海岸通に赤れんが造りの「日本郵船横浜支店」の初代ビルが建設されたのは、1888年のこと。しかし関東大震災で倒壊し、創業50周年の記念事業として再建されたのが現在の姿である。目をひくのは、何といっても正面玄関。柱頭にアカンサスの葉の意匠を施した16本のコリント式列柱が、配されている。その重厚な外観は、横浜に建てられた古典主義建築の最後期を飾るものと評価され、2025年「横浜市認定歴史的建造物」に認定された。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・Seeオールデイダイニング

「日本郵船氷川丸」が北米航路を行き交った客船の黄金期には、乗組員を育てる拠点でもあった。2003年からは「日本郵船歴史博物館」として親しまれてきたが、荘厳な外観はそのままに、最新の設備を備えた宿泊施設へと生まれ変わる。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・SeeALEXANDRIA - 75〜80平方メートル

客室は、75〜80平方メートルのスイートも含め全50室。かつて日本郵船の航路で結ばれた世界の港をテーマに、「ベンガル」「アレクサンドリア」「広東」「ボストン」などの名を冠し、色彩や素材で各地の空気を表現する。部屋ごとに異なる物語がホテル全体でひとつの航路につながり、横浜にいながら遠い国へ旅するように過ごしてもらいたいという思いが込められている。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・SeeBOSTON - 45平方メートル

有田焼の天板を用いたテーブルなど、日本の手仕事と海を越えた素材を合わせた家具も雰囲気を盛り立てる。船の模型やかつてのクルーズ船の調度品も館内のアートとしてとらえ、空間デザインのコンセプトに取り入れられている。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・Seeテラス席

館内の構成にも物語がある。ロビーは船内劇場の入り口、ダイニングは船上のデッキ、バーは東西の文化が交わる実験の場という見立てだ。オールデイダイニング「Restaurant Deck」では、イタリアンを軸にスパニッシュや世界の港町の要素を取り入れた料理をオープンキッチンから届ける。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・Seeゲストラウンジ

ラウンジ付きプランの宿泊者が使えるラウンジでは、創設当時から保管されてきた天井の意匠を見上げながら、船旅のサロンのような時間が過ごせる。

ザ マリタイムホテル 横浜ベイ
画像提供:株式会社Plan・Do・Seeフィットネスジム

国内のホテルとして初めて「Nike Strength」の機器を備えた、24時間利用可能なジムも用意。しかし、あえてランニングマシーンは配置せず、横浜の街並みを楽しみながら走れる、おすすめのランニングコースを紹介するという。スポーツウェアとシューズは無料で貸し出されるので、手ぶらでトレーニングを満喫できる。

港町の歴史を肌で感じながら滞在できる、宿泊そのものが目的になるホテルがまた一つ、横浜に誕生する。

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