薬膳や 向新
Photo: NOBUADA OMOTE

四万温泉の湯上り薬膳で心身を整えて、積善館併設カフェが1周年

薬膳や 向新には『千と千尋の神隠し』の舞台を窓から見下せる席も

編集:
Genya Aoki
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四万の病を治す霊泉がその名の由来である群馬県四万温泉は、「草津の上がり湯」とも呼ばれ、心身ともに整えてくれる透明で優しい湯。レトロな温泉街の中心にある老舗旅館、積善館に併設されたカフェ、薬膳や 向新(むこうしん)が2020年11月20日(金)にオープンして1年を迎えた。ここは、ぜひ湯上りに立ち寄りたいスポットだ。

窓からはアニメーション映画『千と千尋の神隠し』の舞台の一つといわれ、実際に宮崎駿が訪れたこともあるという積善館本館と赤い橋が見渡せる。湯治棟である本館の奥には贅(ぜい)を尽くした旅館棟「山荘」「佳松亭」が連なる。同カフェも積善館の一部だった歴史的建造物であり、時空を超えた時を過ごせるだろう。

薬膳や 向新
薬膳茶イメージ (画像提供:薬膳や 向新)

軽めの食事なら小鉢2品と薬膳茶が付いた『薬膳お粥セット』がおすすめ。粥(かゆ)は、白金、黒、赤、緑、黄の5色から選べる。白金は潤(うるおいや免疫アップを促すといわれるサムゲタン粥、黒は補じん、散寒の『肉みそ黒米粥』、緑は理気、補血の『ほうれん草+そばの実粥』など、どれもじわっと染み込むような滋味(じみ)あふれる味わいだ。

膳や 向新
『薬膳お粥セット(白金)』(画像提供:膳や 向新)

『甘酒と豆乳あたたかいお汁粉』や卵不使用の『薬膳ぷりん』など、ヘルシーデザートも充実している。老化防止、滋養強壮を補うクコや松の実、ヤマイモを漬けこんだ『腎』、心がざわついて眠れない心を整えるといわれる高麗人参やシナモン、ハスの実をブレンドした『心』など、5種の薬膳酒を用意。積善館のオリジナルビールや地酒もそろっているので、リラックスして過ごせるだろう。

薬膳や 向新
ショップイメージ(Photo: NOBUADA OMOTE)

ポットでサーブされる薬膳茶は全10種。ダイエット補助のリセット、熱こもりや目の疲れのクールダウン、胃腸の重だるさを改善するコンディションなど目的別なので、今の自分にとって必要な要素は何かを心に問いかけ、直感で選んでみてほしい。5個入りのティーバッグがショップで販売しているので、自宅でも継続して飲める。

薬膳や 向新
元禄の湯イメージ(Photo: Kei,Sugimoto)

カフェには、赤い橋の先に大正ロマンの影響を受けた和洋折衷の建造物、元禄の湯を望める席も。重要文化財にも指定され、1930(昭和5)年に建てられた同湯は日帰り入浴ができる。タオルなどもレンタルできるので、ふらりと立ち寄ってみるのもいいだろう。アーチ形の大きな窓から光が差し込む名湯で疲れを癒やし、薬膳で心身を整えれば、今年一年のもやもやが吹き飛びそうだ。

緊急事態宣言が解除された現在は徐々に四万温泉を訪れる人も増え、薬膳や 向新のリピーターもいるという。「今後も『温泉×薬膳』をコンセプトに、心身が温まり、整う、積善館ならではのひとときをご提供していきたいと思います」と広報担当の河原朋花は語る。

今年の悩みは今年のうちに解決。そんな心と体の大掃除として、四万温泉の湯上り薬膳紀行を試し、一年を締めくくってはいかがだろう。

薬膳や 向新の詳細情報はこちら

テキスト:間庭典子

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