サカナブックス
画像提供:TSURINEWS Inc.

日本初、四谷三丁目に魚に特化した書店「サカナブックス」がグランドオープン

「週刊つりニュース」本社1階に併設、絵本から図鑑まで揃う

編集:
Time Out Tokyo Editors
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株式会社週刊つりニュースが、四谷三丁目にある同社の東京本社ビル1階に2022年7月2日(土)、魚に特化した書店「サカナブックス(SAKANA BOOKS)」をグランドオープンする。同社は、​​創刊57年の釣り専門紙「週刊つりニュース」の発行、業界最大級のウェブマガジン「TSURINEWS」の運営などを行なっている釣り業界の総合メディア企業だ。

サカナブックス
画像提供:TSURINEWS Inc.

サカナブックスは同オフィス内にある「釣り文化資料館」の入り口を活用した小さな書店で、魚をはじめとした水生生物やそれらが住む自然環境に関する書籍が約1000冊並ぶ。図鑑はもちろん、魚が登場する絵本や文芸、新書、ZINE、フリーペーパーまでジャンルを問わず取り扱う。表紙が魚のイラスト、タイトルに「魚」が入っているだけのものまでさまざまだ。

サカナブックス
画像提供:TSURINEWS Inc.

魚に関する雑貨や水産加工品も販売するほか、コロナ禍の影響を受ける全国の水族館を応援するため、店内に各水族館や関連施設のパンフレットやチラシなどの販促物を展示、配布する。5月30日からプレオープン中だが、すでに約100施設分を設置しており、グランドオープンに向けてさらに増える見込みだそう。

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開業の背景としては世界に類のない「魚文化」を継承することが挙げられる。同社は本社1階で、釣り文化の継承を目的に和竿や魚籠(びく)といった釣り道具を保管・展示する「釣り文化資料館」を1988年に開設。無料で一般公開してきた。

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さらなる釣り文化の継承のためには、水産資源や自然環境の維持を前提とした「持続可能性のある釣り」の考え方と、魚そのものに関する興味・関心を拡げるための「場」が必要だと思い、同店の開業を決意。クラウドファンディングで支援者を募り、目標金額の50万円を集め、プロジェクトを達成した。

魚は釣りの対象であるのはもちろん、食べる、飼う、観る、描くなど多様な魅力がある。これを機に魚に興味を持ってみよう。

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