東京QQ球
Photo: Keisuke Tanigawa

台湾夜市の定番スイーツ、地瓜球が楽しめる東京QQ球が大久保に登場

外はサクッと、中はもちもち食感のやみつきおやつに注目

編集:
Time Out Tokyo Editors
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近年、東京でじわじわと人気を集める台湾料理店。そんな中、大久保から徒歩2分のエリアに地瓜球(ディーグゥアーチョウ=サツマイモボール)専門店の東京QQ球(トーキョーキューキューキュー)が、2021年9月5日にオープンした。

東京QQ球
左から『地瓜球 串』『台湾産凍頂ウーロンミルクティー』『地瓜球 袋』(Photo: Keisuke Tanigawa)

同店は台湾式朝ごはんの専門店、東京豆漿生活や台湾伝統豆花専門店として話題となった東京豆花工房の系列店で、「新たな台湾の国民的おやつを日本に広めたい」という思いから今回の出店を決めたそう。

台湾の夜市で人気を誇る『地瓜球』は、サツマイモをふかした後、よく練り、揚げて仕上げる球体のスイーツ。空気の膨らみによってできる中の空洞がおいしさの秘密だ。季節にあった甘みのある芋を2種類ほど組み合わせ、芋ごとの水分や粘度によって生地は毎日店内で手作りしている。

東京QQ球
『地瓜球 串』(350円)(Photo: Keisuke Tanigawa)

「本場台湾の再現」にこだわっているが、サツマイモボールが串に刺さったメニューである『地瓜球 串』は同店オリジナル。気軽に食べ歩きしやすいスタイルに仕上げている。外はサクッと、中はもちもちとした食感でほんのり優しい甘みが癖になる味わいだ。風船のようにまるまると膨らんだ球体が連なる姿もどこかかわいらしい。揚げる際、サツマイモボールの生地を押しつぶすのが、弾力のある食感に仕上げるコツだそう。

袋入りの『地瓜球 袋』は、台湾ではあふれるほど入ったボリューミーなサイズが主流だが、16個入りと、日本人にちょうどいい手軽なサイズを心がけた。

東京QQ球
『地瓜球 袋』(620円)(Photo: Keisuke Tanigawa)

『地瓜球』には、純黒糖、シナモンなど常時5種ほどそろう粉末をかけて「味変」が楽しめる。おすすめはピリッとした味わいと独特の香りが楽しめる台式こしょう粉と、懐かしさを感じる甘みがほっとさせてくれるきな粉だ。

東京QQ球
『台湾産凍頂ウーロンミルクティー』(単品350円、『地瓜球』とセット購入で100円引き)(Photo: Keisuke Tanigawa)

ドリンクは、日本ではまだ珍しい『台湾産凍頂ウーロンミルクティー』にぜひトライしてみてほしい。ウーロン茶の香ばしい風味とミルクの甘みが混ざり合い、サツマイモボールのおいしさを引き立ててくれる。

大久保駅からアクセス抜群の新鋭店で、本場台湾を感じられるドリンクと話題のスイーツを体感してみては。なお営業時間は日によって異なるため、訪れる前に公式Instagramを確認してほしい。

東京キューキューキューの詳細情報はこちら

テキスト:中村友美

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