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チャイをベースにしたオリジナルカクテルや不定期開催の音楽イベントを楽しむ

下北沢駅から徒歩1分の場所に、日本茶とスパイスにフォーカスするカフェバー「OCHER(オーカー)」が2026年7月27日にオープンした。メディア内覧会に訪れたのでレポートする。
店名の由来は、黄土色を意味する「オーカー」から。また、下北沢が元々農村地域だったこと、さまざまなカルチャーがレイヤーのように混ざり合う土地であることにもちなんだという。店舗のロゴのグラフィックも、地層に由来している。
店内は、カウンターとテーブル席で構成。内装は、六本木のカフェ&ミュージックバーラウンジ「Common」を手がけたSTUDIO DIG.が担当した。黄土色をキーカラーに、カウンターにはクローブやカルダモンといったスパイスの出がらしをアップサイクルして練り込むなど、随所にこだわりが詰まっている。
18時以降はバータイムとなり、チャージが800円(以下全て税込み)かかるが、提供するメニューは終日変わらない。まずはドリンクから見ていこう。
ドリンクの看板メニューはチャイ。「Japanese Black Tea Chai」(800円)、「Houjicha Chai」(800円)、「Earl Grey Chai」(900円)、「Brown Rice Sencha Chai」(900円)、「Matcha Chai」(1,000円)の5種類がラインアップし、全て直接足を運んで仕入れた国内産の茶葉を使用している。
「Japanese Black Tea Chai」を注文してみる。チャイというと甘く、スパイシーでガツンとくる飲み物というイメージがあったが、香り高くうまみ成分の多い和紅茶に合うようにスパイスを調合し、まろやかでフローラルな、すっきりと飲みやすいチャイに仕上げているという。また、スパイスと紅茶を取り持つ存在として、千利休が愛したことでも知られているクロモジという香木を煮出しているのが、ここだけの特徴だろう。
アルコール類のシグネチャーメニューは、アールグレイを使用したチャイにダークラムとホワイトカカオを合わせ、塩で引き締めた、その名も「Chai」(1,500円)。取材時にはウイスキーと和紅茶を合わせた「Wakoucha」(1,200円)、玄米煎茶を漬け込んだウオッカとジンジャエールにクミンのシロップを合わせた「Genmai」(1,300円)、ウーロン茶を漬け込んだウオッカに白桃のソルベとエルダーフラワー、花椒(ホアジャオ)を差し込んだ「Oolong-peach」(1,500円)を注文した。どれも茶の風味とスパイスがうまく混じり合い、エキゾチックな味わいなのが印象的だ。
そのほか、ビールに加えて、ジン・ウオッカ・ウイスキーをそれぞれ15種類ほど提供。「清澄白河フジマル醸造所」が料理とのペアリングを考えてセレクトしたナチュラルワインも、複数用意している。
フードは、シナモンの香りが際立つ「Chai Basque Cheesecake」(1,000円)や「Apple Pie」(1,000円)、「Cinnamon Crepe」(1,500円)、「Cinnamon Roll」(600円)など、チャイに合わせてスパイスを楽しめるスイーツを提供。アルコールと合わせても楽しめるだろう。
7月25・26日にはオープンに先駆けて、DJを招いたオープニングパーティーが開催された。その際はターンテーブルもセッティングされていたが、基本的にはUSBに対応するPioneer DJ製の「OPUS-QUAD」を設置。音響システムの設計はCAEL WORKS INC.が担当し、TANNOY製のスピーカー4台に、BLAZE製のウーファーを2台導入している。今後は、オールジャンルのイベントを不定期に開催するそうだ。
また、同店は三軒茶屋のカフェバー「THREE(スリー)」の系列店でもあり、シーシャも扱っているため、20歳以上しか入店できない。平日は13時から、休日は11時から朝の5時まで営業しているため、カフェとしてはもちろん、アルコールを飲む人がバーとして利用するのも、「夜カフェ」として立ち寄るのもいいだろう。
広い窓から差し込む光によって一日の流れをゆったりと感じられる空間で、ゆったりとした時を過ごしてみてほしい。
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