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2025年7月9日、不動産ブランドのノット ア ホテル(NOT A HOTEL)が、ワークラウンジ「ノット ア ホテル オフィス(NOT A HOTEL OFFICE)」を中央区・晴海にオープンした。同ブランドの物件オーナーなど関係者が利用でき、リモートワークはもちろん、会議や商談、パーティーなど公私を問わないさまざまな用途に対応する。
これまで、国内外にユニークな宿泊施設を展開してきたノット ア ホテル。今回はオフィスでの働き方に着目し、アイデアに満ちた新たな暮らしを提案する。
ノット ア ホテルとは?

「世界中にあなたの家を」を掲げるノット ア ホテルは、別荘にホテルの利点を融合させた次世代型の不動産ブランド。現在は国内8カ所で、ラグジュアリーな物件を提供する。

三浦半島や瀬戸内海、石垣島など自然豊かなロケーションに、気鋭の建築家やアーティストが手がけた邸宅を設置。唯一無二の体験をつくり出すことで注目を集めている。

物件の所有者は「メンバー」と呼ばれ、滞在していない期間は別のメンバーに貸し出せるほか、物件はオンラインで購入できるなど、ユニークな仕組みを採用。国内外にメンバーが滞在できるクラブラウンジも構え、多拠点に暮らすような体験が楽しめる。
巨大テーブルの周りに出会いが生まれる

晴海にオープンしたノット ア ホテル オフィスでまず目を引くのが、奥行き40メートルに及ぶラウンジスペース。全長15メートルの大きなテーブルが空間の中心に鎮座する。会議はもちろん、一人で作業してもいい。
テーブルの両側には、「ルイ・ヴィトン」のアートディレクターも務めたファッション界のレジェンド、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)のスツールが並ぶ。
テクノロジーが支える自由なワークスペース

ラウンジの奥にあるワークスペースには、36人分のフリーアドレスデスクと4つのワークポットを配置。出社状況は専用アプリのライブカメラでリアルタイムに確認できるため、メンバー同士が柔軟に集まれる。
開放感と集中を両立したレイアウトは、一人で静かに考えたい時も、チームで作り上げたい時も、ぴたりとフィットするだろう。
ミーティングスペースとキッチン

ミーティングルームには、キッチンも同居する。濃いグレーを基調とした空間には、大きな丸いテーブルが中心に置かれ、周囲には10種類の異なる黒いチェアを配置している。
また、キッチンには、各地の拠点でも使用されている選び抜かれた家電やカトラリーを完備。洗練された空間の中で、自然とリラックスしクリエーティブな会話が始まりそうな雰囲気が漂う。
ザ ニゴ ハウスオーナー限定のアーティスティックなラウンジ

カルチャー界のカリスマ、クリエイティブディレクター・NIGO®︎が手がけた千葉県富津市の「ザ ニゴ ハウス(THE NIGO HOUSE)」のオーナーだけがアクセスできるプライベートラウンジ「ザ ニゴ ラウンジ(THE NIGO LOUNGE)」も併設する。ラウンジ内には、彼が長年愛用しているUSMハラーのモジュラー家具を284ユニット積み上げた、巨大なストレージウォールが展示。アートとホスピタリティが共存する、同社の世界観を象徴するエリアだ。
1日1組限定で、会食やプライベートな集まりに利用できる。
オープニングにあわせて、限定ツアーを開催

今回のオープンにあわせて、「ノット ア ホテルってどんな会社?」「どんな場所で働いてるの?」といった声に応える、100人限定のオフィスツアーが開催される。
建築チームによるオフィスツアーが行われ、メンバー以外は立ち入れない施設内部を見学できる貴重なチャンスになるだろう。会社説明会も併せて実施されるため、同社のサービスに興味がある人、新しい働き方にピンときた人はぜひ応募を。応募方法は公式ウェブサイトを確認してほしい。
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