幻想的な初夏の風物詩、「箱根あじさい電車」の夜間ライトアップが開催

2022年6月18日（土）～7月3日（日）の間、小田急グループの箱根登山鉄道では、沿線のアジサイを車窓から観賞できる夜間ライトアップを実施する。箱根登山電車沿線のアジサイは毎年6月中旬頃から開花の時期を迎え、この時期の登山電車は『あじさい電車』の愛称で親しまれている。

今回は箱根湯本駅～塔ノ沢駅間、大平台駅付近（2カ所）、宮ノ下駅～小涌谷駅、小涌谷駅～彫刻の森駅（2カ所）の計6カ所がライトアップする。 2022年は強羅駅2番ホームに「近隣エリアのあじさい紹介コーナー」を新たに設置。箱根強羅公園の『あじさい展』『開成町あじさいまつり』の紹介展示も行う。

同鉄道は箱根湯本駅から強羅駅までの標高差が400メートル以上もある。アジサイの見頃もこの標高差とともに移っていくため、観賞期間が長いのが特徴的だ。 時期によって見頃のスポットが変わるので、何度か訪れてもその変化を楽しめるだろう。

アジサイといえば梅雨時期の6月が有名だが、箱根は標高が高いため7月も見頃となる。 晴れの日はもちろん、雨の日には雨粒でしっとりと濡れた趣のあるアジサイが観賞できるはずだ。

ライトアップの時間帯は18時30分～22時。夜間の時間帯は1時間に2～3本走っており、箱根湯本駅から強羅駅まで約40分（宮ノ下駅までは約25分）かけて運行する。全席自由席なので、誰でも自由に乗ることができる。

暗闇に浮き上がるように幻想的に咲く花々を眺めに、週末は箱根まで足を運んでみては。

『あじさい電車』の詳細情報はこちら

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