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なんばから極楽橋への上質な旅、南海電鉄の新観光列車「GRAN 天空」が運行開始

約100年ぶりに食堂車が復活

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Hanako Suga
GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局 | 「GRAN 天空」
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南海電鉄が高野線に導入する観光列車「GRAN 天空(てんくう)」が2026年4月24日(金)から運行を開始する。3月に定期運行を終えた観光列車「天空」の後継として登場し、これまで必要だった橋本駅での乗り換えをなくして、大阪・なんばから高野山の玄関口である極楽橋までを約1時間30分で結ぶ。

GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局4号車 車両外観

コンセプトに掲げるのは、「移動そのものを旅の目的に」という発想。弘法大師空海が開いた真言密教の聖地として知られる極楽橋へ向かう道中を、ただ目的地に急ぐための時間ではなく、車窓や車内空間、食事も楽しめる時間として提案する。

GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局車両内観

車内は4両編成で、それぞれ異なる過ごし方ができるのが特徴。1号車「リラックスシート」は、ゆったりとしたリクライニング座席を24席用意。2号車「ワイドビューシート」は、高野線の車窓を楽しみやすい座席配置とし、30席を備える。

GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局ロビーラウンジ

3号車「ロビーラウンジ」は、すべての乗客が利用できるフリースペースで、沿線ゆかりの工芸品に触れながら軽食や土産の購入が楽しめる。4号車は「グランシート」と「グランシートプラス」で構成される特別車両で、最大4人掛けのソファ席16席を設置。食事とともに、ゆったりとした時間を過ごせる。

GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局2号⾞ ワイドビューシート

車体の装いも大きく刷新された。深紅を基調にゴールドをきかせた外観は、高級感あふれるデザインに仕上げられている。車内には沿線の素材や職人の手仕事を取り入れた。4号車には「真田紐(さなだひも)」 のパーティションや、「大阪欄間(おおさからんま)」の技法と「阿波紙」を組み合わせた建具を設置。3号車には大阪浪華錫器の手洗い鉢や、御堂筋のイチョウ並木をモチーフにしたスズ製プレートなどが飾られている。 

GRAN 天空
画像提供:GRAN 天空PR事務局2026年春夏メニュー

南海電鉄は、1906年に日本の私鉄として先駆的に食堂車を導入したことで知られる。4号車では約100年ぶりに車内で食事を楽しめるサービスが復活し、運行時間帯に合わせて「モーニング」「ランチ」「アフタヌーンティー」の食事プランを用意する。

モーニングは有田の生山椒を使ったごま豆腐の冷製ポタージュやクラブケーキサンド、ランチには「冷製土瓶蒸しスタイル」「泉州蛸」のロコンフィ、河内鴨の一品などを提供。並び泉州や和歌山といった沿線地域の旬の食材を使ったこだわりのメニューを、車窓を眺めながら楽しめる

GRAN 天空は毎週水曜日と第2・第4木曜日を除き、1日2往復運行する。料金は座席タイプやサービスによって異なり(全席指定)、旅のスタイルに合わせて選べる。

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