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ホーチミン市「Pho Museum」、約100年にわたる国民的ヌードルスープの歴史を紹介

フォーが好きな人に朗報が届いた。ベトナムのホーチミン市に、世界初のフォー専門博物館が誕生したのだ。
ベンタイン区に新たにオープンした「Pho Museum」は、食・歴史・体験を通して、ベトナムで最も愛され、世界を代表するヌードルスープの一つであるフォーのストーリーを紹介。ベトナムの枠をはるかに超えて広がったこの料理を、より深く見つめる機会を来館者に提供する。
3階建て、延べ床面積800平方メートルのこの施設は、ホーチミン市文化スポーツ局の認可を受けた、ベトナム初の民間による食のミュージアムでもある。市民に言わせれば、ようやくといったところかもしれない。
館内では、展示スペースやデモンストレーションキッチン、シネマルーム、そしてベトナムの「国民的ヌードル」への情熱をテーマにしたスーベニアセクションなどを通して、約100年にわたるフォーの進化をたどることができる。
最大の魅力は、ガイド付きツアーだろう。約60〜70分かけてフォーの文化的・歴史的ルーツをひもとき、最後は実際にフォーを味わう体験(ローカルデザート付き)へとつながる構成だ。
ツアーは、ベトナム3地域におけるフォーの発展を伝える展示から始まり、数百点に及ぶ資料や文書、ビジュアル展示を通して、食材や調理法、食文化の伝統を掘り下げていく。さらに、スープや麺、トッピングといった一杯のフォーの成り立ちや、その背後にある職人技を分かりやすく分解した展示など、ストーリーを立体的に体感できる仕掛けも用意されている。
デモンストレーションキッチンでは、実際の調理工程を間近で見られる。2階には、子どもたちが楽しめるインタラクティブなゲームエリアがあり、フォーの文化的な歩みを紹介する映像を上映するシネマルームも併設する。
料金は大人75万ドン(約4,500円)、子ども50万ドン(約3,000円)。次にベトナムの食の都を訪れる際には、この究極の巡礼ともいえる体験のために、ぜひ時間を確保してほしい。チケットはオンラインで購入できる。
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