プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー
Photo: フォーシーズンズホテル丸の内東京

英国のエッセンスをちりばめた華やかなアフタヌーンティーが登場

帽子をモチーフにした愛らしいケーキも、フォーシーズンズホテル丸の内東京でエリザベス女王を祝おう

テキスト:
Shiori Kotaki
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フォーシーズンズホテル丸の内 東京の7階にあるメゾン マルノウチでは、2022年6月30日(木)までの期間限定で、英女王陛下のエリザベス2世の在位70周年を祝した『プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー』を提供している。

小さなコース仕立てのセイボリーから始まり、英女王陛下のエリザベス2世の帽子をイメージしたというケーキ『クイーンズハット』、そして7種の菓子が並んだスタンドの順で楽しむ同アフタヌーンティー。メニューは、イングランドのサリー出身である総料理長のダニエル・カルバートと、ウェールズ出身のエグゼクティブペイストリーシェフ、エルウィン・ボイルズが手がけた。 

プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー
英国伝統のゴールデンシロップを使ったムースを蜂蜜の風味が柔らかなスポンジで挟んだ『クイーンズハット』。帽子型のチョコレートの中には、爽やかなレモンカードが潜んでいる(Photo: Shiori Kotaki)

特に、スタンドに並ぶスイーツは英国由来のセレクションで、エグゼクティブペイストリーシェフであるボイルズの幼少期からの思い出や経験などもインスピレーションの源となっているという。

例えば、英国の家庭菓子の定番であり、子どもの誕生日会でもよく作られるというバタフライケーキ。一般的なバタフライケーキは、ケーキの切れ端をチョウの羽のように飾ったカップケーキだが、今回はバラという要素を取り入れることで、ボイルズにとってもなじみのある菓子を大人な一品に仕上げた。 

プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー
スタンド2段目奥から時計回りに『ラベンダー マカロン』『ミリオネアズ ショートブレッド』『ザ ロイヤルバード』『クイーン オブ ハート』『バタフライ ケーキ』(Photo: Shiori Kotaki)

バラは虫よけ対策などの関係で生で食べられるものが少ないそうだが、生で食べられるバラに偶然出合えたことが、バタフライケーキとバラを組み合わせるきっかけになったのだという。北海道から仕入れたバラは、実験のような独自の方法で水蒸気蒸留を行い、ローズウォーターを抽出。それを用いたジェリーをバニラのスポンジの中央に忍ばせており、ローズパウダーを練り込んだショートブレッドとともに口に入れると、ふんわりとバラの華やかな香りが広がる。

また、アフタヌーンティーには欠かせないスコーンも自慢の一品。スコーンやマドレーヌは提供ぎりぎりまで焼かず、できる限りフレッシュなものを提供できるよう心がけているそうで、スタンドが運ばれてきた瞬間にふわっと届く幸せな香りには思わず顔がほころぶことだろう。

スコーンはプレーンとカレンツ(レーズン)の2種用意されているので、好みでクロテッドクリームやジャムと合わせながら、いずれもふわふわで温かいうちに味わってほしい。

提供時間は11時30分から18時30分(L.O.16時30分)。価格は平日が7,590円で、土、日曜、祝日が8,855円だ(いずれもサービス料込み)。

色使いやモチーフなど、食べるのがもったいないくらいにかれんなスイーツが並ぶ『プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー』。東京駅が見渡せる開放的な空間で優雅に楽しんでみてはどうだろう。 

『プラチナ・ジュビリー アフタヌーンティー』の詳しい情報はこちら

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