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夏もピークを迎え、東京では音楽やカルチャーを街中で楽しめるフェスティバルが続々と開催される。ソニックマニアには10年ぶりにプロディジーが再来。立川で無料開催される「たちフェス」にはスチャダラパーや水曜日のカンパネラが登場する。「SUMMER SONIC」のチケットを取っていない人も、気軽に立ち寄れる音楽交流の現場に迷い込んでみよう。

たちフェス
立川市にある「立川ステージガーデン」を舞台に、ジャンルを超えた多彩なアーティストが集うフェスティバル。会場は前面の広場とシームレスに接続しており、屋外と屋内を自由に行き来できる開放的な構造だ。
出演アーティストにはスチャダラパーや、SOIL&“PIMP”SESSIONS、水曜日のカンパネラ、どぶろっく、一青窈、Ovallなどがラインアップ。会場内では地元グルメを味わえるキッチンカーやマーケット、子ども向けの縁日なども展開する。地域の魅力を体感できる、多彩なコンテンツが揃うのも魅力。真夏の3日間、立川でしか味わえない音楽の祝祭を体感してほしい。
※8日 18時30分〜、9日 13時30分〜、10日 15時〜/入場は無料

八重洲夜市
野外音楽ライブやこだわりの食が楽しめる、カルチャーとアートを堪能できる納涼イベント「八重洲夜市」が開催される。注目したいのは、東京駅前というロケーションに登場する特設ステージだ。期間中の週末には「やえす音宴」として無料ライブが繰り広げられ、音楽と酒、そしてカルチャーがかけ合わさった「都会型の夏祭り」として進化を遂げる。
また、平日夜にはDJナイトも開催され、東京駅前が音楽に身を委ねられるチルなダンスフロアへと変わる。会場には、夏の夜にぴったりのグルメを楽しめる納涼酒場が登場。フレッシュフルーツを大胆に使った6種類の生フルーツサワーや、ジューシーでスパイシーなサバサンド、北海道産フライドポテトなどが味わえる。
夏祭りと音楽フェスが交差する特別な時間を、ぜひ体感してほしい。
※8月29日〜9月7日 17〜21時/入場は無料

CUEW Showcase & Conference Tokyo
日本やアジアのアーティストの才能を世界へ発信することを目的に
出演者には、ジャズやソウルを横断し世界的に評価されるKan Sano、透明感ある歌声で幅広い層に支持される藤原さくら、ジャズとポップを融合したスタイルで支持を集めるモノンクル、R&Bやソウルを基盤に若い世代から注目を集めるshowmoreなどがラインアップする。
参加することで、次の時代の音楽の可能性が見い出せるはずだ。
※18〜19日 シブヤエックスエックスアイ 18時〜21時30分/シブヤ フォウス 18時15分〜22時/料金は5,000円

SONICMANIA
エレクトロミュージックを主体に開催される、サマーソニックの前夜祭イベント。今年も国内外から豪華なゲストが登場する。
ヘッドライナーには、1990年代からイギリスのエレクトロシーンを牽引(けんいん)してきたThe Prodigy、フランスのテクノ界を牽引する Gesaffelsteinなどがラインアップ。The Prodigyの最後の来日は2015年の「SUMMER SONIC」で、2019年にこの世を去ったフロントマンのキース・フリント(Keith Flint)はまだ健在だった。彼の魂を引き継ぐ圧巻のパフォーマンスは、見逃せない。
ロックファンからダンスミュージックファンまでもが一体になってダンスに没頭する、特別な一夜となるだろう。
※20時30分〜28時/料金は1万6,000円

KONOSU MUSIC FESTIVAL
埼玉県鴻巣市で、野外音楽フェスティバル「KONOSU MUSIC FESTIVAL」が初開催される。
市内には運転免許センターがあり、埼玉県民であれば一度は訪れたことがある街・鴻巣。周辺に運転免許の学科試験対策の塾が立ち並ぶ光景が印象的だ。
一方で、観光地としてのにぎわいや、若者にとって文化発信の拠点は少なく、多くの人が免許更新のタイミングでしか訪れないのもこの地の実情である。そんな中、「文化の発信地がほしい」という地元の若者の声をきっかけに、同フェスティバルは企画された。
参加アーティストは、DOBERMAN INFINITYをはじめ、ピラフ星人やMaRIなど、日本のヒップホップシーンで注目のラッパーが集結。そのほか、マジカル・パンチラインやゆるめるモ!といったアイドルグループも会場を盛り上げる。
鴻巣から新たな文化を発信する一歩として、記念すべき第1回目となる開催にぜひ立ち会ってみては。
※10時/料金は前売り8,800円、中学・高校生3,
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