13歳の西矢椛が金メダルを獲得、日本の最年少メダリストに

大阪出身の西矢がスケートボード女子で金

Emma Steen
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大阪出身で13歳の西矢椛(にしや・もみじ)が、スケートボード女子ストリートで、オリンピック史上初の金メダルを獲得した。これは、1992年バルセロナ大会の「競泳女子200メートル平泳ぎ」で優勝した岩崎恭子(当時14歳)を抜く、日本最年少のオリンピック王者だ。

西矢の勝利は、日本の堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと)が男子ストリートスケートボード競技で、初の金メダルを獲得した翌日のことだった。西矢のほかには、16歳の中山楓奈(なかやま・ふうな)が銅メダル、19歳の西村碧莉(にしむら・あおり)が日本代表として、オランダとアメリカ、中国、ブラジル、フィリピンと対戦した。

決勝戦では、各選手がスタントの際に重要な着地点を外してしまい、誰が優勝するのか予想できない緊迫した展開となった。西矢自身も、トリックの部分で2度転倒したが、そのたびに笑顔で立ち直り、トップを確保した。

最終結果の詳細は以下を確認してほしい。

1. 西矢椛(日本)15.26点
2. ライッサ・レアウ(ブラジル) 14.64点
3. 中山楓奈(日本) 14.49点
4. アレクシス・サブローン(アメリカ) 13.57点
5. ロース・ズウェツロート(オランダ) 11.26点
6. 曾文蕙(そう・ぶんけい)(中国) 9.66点
7. マルジエリーン・ディダル(フィリピン)7.52点
8. 西村碧莉(日本) 6.92点

次に行われるスケートボード競技は「スケートボード 女子パーク」で、12歳の開心那(ひらき・ここな)が金メダルを目指して戦う。日程は2021年8月4日(水)だ。最年少記録の更新が期待される。 

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