東京オリンピック開会式、近未来的なドローンの全貌を紹介

1824台がスタジアム上空に、感動的な光のショー

Kaila Imada
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Kaila Imada
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東京オリンピックの開幕を告げる感動的な開会式では、国立競技場に注目が集まった。一部の人を除いて観客はいなかったが、多くの人がテレビやインターネットで式典の様子を見守っていた。

開会式のハイライトの1つとなったのは、ジョン・レノンの名曲『Imagine』に乗せて光り輝く1824台のドローン。競技場の上空でドローン市松模様のエンブレムを形成し、青い地球の形に変わる。まるで、マーベルのスーパーヒーロー映画の最終決戦のような光のショーだった。

ドローンは2018年の『平昌冬季オリンピック』(韓国)でも活躍、約1218台のドローンが空を駆け巡った。しかし、東京ではこの技術を次のレベルに引き上げ、より大きく、ダイナミックな演出を行い、完全な3Dの「彫刻」を作り出した。

明治神宮外苑周辺の道路や、遠くのスカイラインからも見ることができ、幸運な人は実際にパフォーマンスを見ることができたようだ。ここでは、そのドローンの全貌を紹介しよう。


東京の夜空を背景にしたドローン演出のスケール感が伝わってくる映像。

ドローンのオーブがエンブレムから地球に変わっていく様子。

近くのビルからドローンを発見した幸運な人もいた。

開会式前にリハーサルを偶然に目にした人も。

リハーサルでは、ジョン・レノンの『イマジン』の歌詞がドローンとともに登場。セレモニーで歌詞は表示されなかったが、世界中の歌手のモンタージュで『イマジン』は演奏された。

式典までの間、ドローンは大忙し。今週初めにはオリンピック公式競技のピクトグラムの表示にも使用されていたようだ。

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