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進化する歌舞伎町の新たなカルチャースポットを紹介

黒Tシャツ専門店、アートスペース、バーが続々とオープン

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
#000T KABUKICHO
Photo: #000T Kabukicho
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2021年4月30日、元ナンバーワンカリスマホストで現在は経営者として多くの事業を展開するSmappa!Group代表の手塚マキと、白無地Tシャツ専門店の#FFFFFFTがコラボレーションした黒無地Tシャツ専門店、#000T KABUKICHOクロティ カブキチョウ)がオープンし話題を呼んだ。また開店と同日に、併設するデカメロンではアートスペースを拡大。2店をつなぐコミュニティースペースには、バー、一刻が入居している。

クロティ カブキチョウ
#000T KABUKICHO

コロナ禍に生まれたバーでアートスペースを増床

デカメロンは、2020年に移転再オープンを予定していた「ホストが接客する書店」こと歌舞伎町ブックセンターを、新たなコンセプトで再生したバー。店名は、「黒死病」と呼ばれた感染症のペストがまん延する中世のフィレンツェを舞台にしたジョヴァンニ・ボッカッチョによる歴史的な物語集から付けられている。

⼩⼭渉個展『⼼臓が動いている The Heart is Beating』
⼩⼭渉個展『⼼臓が動いている The Heart is Beating』

このほどアートスペースを増床し、2021年は「moral」と「ethics」をテーマに展示を行い、こけら落としとしてアーティスト、⼩⼭渉の個展『⼼臓が動いている The Heart is Beating』が開催された。また、6⽉1⽇からは⿃井祥太の個展『Here 17th』を開催予定。年内には袁⽅洲、秋⼭裕太、オル太原⽥裕規、井⽥⼤介らの展示が予定されている。

デカメロン
Photo: デカメロン

憩いの場のオリジナルカクテルで一服

#000T KABUKICHOとデカメロンをつなぐコミュニティースペースには、一刻が入居。店内では香をくゆらせており、憩いの場としてくつろげる空間を提供する。

一刻
Photo: 一刻
一刻
Photo: 一刻

スコッチウイスキーやクラフトジンに茶葉を漬け込んだオリジナルカクテルや、デカメロンで行われる企画展の作品から着想を得たカクテルのほか、瓶や缶入りの珍しいクラフトビールもある。コーヒーやこれからの暑い季節にぴったりなかんきつジュースなどのノンアルコールドリンクも試したいところだ。

一刻
Photo: 一刻

プロデュースを手掛けるSmappa!Groupはほかにも、人間レストラン内に和栗モンブランプリンの専門店、栗ノ花をオープン。コロナ禍の現状と向き合う場所として、進化を続ける歌舞伎町のカルチャースポットを訪れよう。

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