グリーンテラス 表参道
画像提供:グリーンテラス 表参道 | グリーンテラス 表参道
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4〜5月にオープン・リニューアルする見逃せない新施設8選

グリーンテラス表参道、うんこミュージアム、旧江戸川乱歩邸など

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タイムアウト東京 > Things to do > 5月にオープン・リニューアルする見逃せない施設8選

2025年も、アート、ミステリー、ユーモア、スイーツなど、五感を刺激する魅力的なスポットが東京に次々と誕生している。本記事では、4月最終週から5月にオープンする新名所を紹介したい。

まずは、新たな表参道のランドマークとして注目を集める「グリーンテラス表参道」やリニューアルでパワーアップした「うんこミュージアム TOKYO」をはじめ、初上陸するロサンゼルスのドーナツ「ランディーズドーナツ(Randy's Donuts)渋谷代官山店」や次世代のフードコート「ピー(P.)」など話題のフードスポットがオープンする。

ミステリーファン必見の「旧江戸川乱歩邸」は、公開中の『劇場版コナン隻眼の残像』と合わせて訪れるのもよいだろう。

また、都内ではないがアートの島として名高い直島の「直島新美術館」もオープン。好奇心やセンスを広げられるニュースポットがめじろ押しだ。

感性もテンションも高まる新施設を巡ったら、思いがけない沼にハマるかもしれない。

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※2025年4月24日オープン

「表参道の顔」として親しまれていた、子どもの本専門店「クレヨンハウス東京店」の跡地に、商業施設「グリーンテラス(GREEN TERRACE)表参道」がオープン。新進気鋭のテナントが出店する。

同施設は、都会の中で一人になれる公共空間をイメージ。各フロアにはテラスがあり、フロアによって異なる植物を設置している。屋外階段を上って空中庭を散策すれば、どこまでも伸びていく大きな樹木のような晴れやかな気分になるだろう。

サスティナビリティにも着目し、植物への灌水には雨水が、階段や外構にはクレヨンハウス時代のれんがタイルがそれぞれ再利用されている。

1階には、ファッションやビューティーストアが登場。日本に再上陸したフレグランスメゾンラルチザン パフューマー(L’ARTISAN PARFUMEUR)」のほか、初出店となる国産ウィメンズファッションブランドの「リタン(RITAN)」などが店舗を構える。

3・4階には飲食店が開業。高級しゃぶしゃぶ店「ザ スライス(THE SLICE)」や、東京初進出のオーガニック野菜ジェラートショップ「エリコオオサワ アースリージェラートトウキョウ(Eriko Osawa Earthly Gelato Tokyo)」がオープン予定だ。

地下1階には、コーヒーショップ「フィロコフィア(PHILOCOFFEA)」が都内初出店。世界トップレベルのバリスタの技術を間近で体感できる。

都会の緑の中で、上質なショッピングや食事を楽しんでみては。

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※2025年4月25日オープン

懐かしさと新鮮さが絶妙に交わり、現代の若者や海外観光客にとって新しいカルチャーとして受け入れられている「昭和レトロ」。2025年4月25日、デックス東京ビーチ(DECKS Tokyo Beach)の4階に、昭和文化をリアルに再現した施設「お台場レトロミュージアム」がグランドオープンした。

学校の教室を体験できる空間展示、レトロパチンコの実機で遊べる体験コーナー、昭和初期創業のおもちゃ屋、スナックエリア、懐かしさ満点の射的、オリジナル昭和グッズや駄菓子を販売する物販店などが登場。昭和時代を五感で体感でき、世代や国内外問わず幅広い層が楽しめる。

懐かしさと驚きが交錯する空間へ飛び込もう。

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※2025年4月29日オープン

二子玉川の「玉川高島屋S・C」に新たなフードコート「ピー(P.)」がオープン。元々は駐車場だった場所をリニューアルし、個性的なテナントと気鋭のディレクター陣のアイデアを詰め込んだ空間に変貌した。


ディレクションを手がけたのは、CEKAIの安田昂弘とDDAA代表の元木大輔、そしてクリエーティブディレクターのマックス・ハウゼガ(Max Houtzager)。いずれも、今注目を集めるクリエーターたちだ。

同所には「ミニマッシーフ(Mini Massif)」、中目黒にあるモダンネパール料理「アディ(ADI)」の姉妹店である「アディカリー(ADICURRY)」、ハンバーガーとビールの「ミッケラーバーガー(Mikkeller Burger)」、ニューヨークスタイルのピザを提供する「ピザスライス(PIZZA SLICE)」の4店舗が出店。それぞれ、都内で人気を集める名店が一堂に楽しめる夢の空間になった。

空間づくりにも注目したい。店舗がストリートに自然に溶け込み、人々が思わず立ち寄りたくなる仕掛けが随所にちりばめられている。 

テラコッタ色の大きな「P」型カウンターは、曲線部分が街に飛び出すユニークな形状だ。カウンターに腰掛ければ、P.フレンズの一員としてリラックスした優しい気持ちを味わえるだろう。

  • Things to do
  • 御茶ノ水

※2025年5月14日オープン

神田川に沿うように建物が建つ、JR御茶ノ水駅のエキナカ商業施設「エキュートエディション御茶ノ水」が誕生。地域に根ざしたにぎわいを生み出すことを目指す。

2階の川の景観を眺められるオープンテラスの「おちゃテラス」では、都会にいながら、水辺のリラックスした雰囲気を楽しめる。また、コミュニティースペース「おちゃのば」も併設する。

ショップには、テラス付きの「猿田彦珈琲」や、ギャラリースペースを併設した雑貨ショップ「ケンエレブンシツ」が新設。癒やしのひとときを過ごしてほしい。

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  • 原宿

※2025年5月15日オープン

1952年にロサンゼルスで創業した大人気ドーナツ店「ランディーズドーナツ」がついに日本上陸。記念すべき国内1号店となる直営店「ランディーズドーナツ(Randy's Donuts)渋谷代官山店」が、ログロード代官山にオープンする。

全てのドーナツを店内で毎日手作りし、常に新鮮な商品を提供。高品質な素材にこだわり、オリジナルのミックス粉で、ドーナツのふっくらとした柔らかさや、リッチな味わいを生み出している。

レシピは創業当初からほとんど変更されておらず、シンプルながら飽きのこないおいしさを維持する。またユニークでインパクトのあるデザインが多く、多種多様なトッピングや色鮮やかなデコレーションが施されている。

同店では、日本限定商品として「LAブルーカスタードクリーム 限定ダズンボックス」と巨大ドーナツ「ストロベリーチョコレートテキサス」、タンブラー付きのレモネードドリンク2種を用意。さらに、日本限定グッズとして「東京1号店限定Tシャツ」を販売する。

また、店舗前には同社のシンボルである直径約4メートルの巨大ドーナツ型サイン看板を設置。キュートなドーナツやドリンクを味わった後は、写真撮影も楽しみだ。

  • ミュージアム
  • 池袋

※2025年5月19日リニューアルオープン

立教大学の敷地内にある、推理小説家・江戸川乱歩の旧邸宅。乱歩が1934年から没年の1965年まで住み続けた住居を、立教大学が購入・保存しているもので、書籍や自筆原稿などの関連資料を集めた研究センターとして使用されている。

現在は、乱歩の収集品に、立教大学が新たに買い求めた資料を加えた計4万点近い資料を納める。水曜日と金曜日には、住宅・土蔵ともに一般の見学が可能。所蔵資料を閲覧できるが、事前予約が必要となっている。

邸内に新設する展示室において、「作家・乱歩と人間・太郎の二つの人生に出会う場」をコンセプトに乱歩自筆の年譜や、ミステリー作品のトリックを体系化した欺瞞(ぎまん)系譜など、これまで展示されてこなかった貴重な所蔵資料を展示する。開館日時などは公式ウェブサイトを確認してほしい。

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  • お台場

※2025年5月22日リニューアルオープン

「うんこ」をテーマに遊べる施設。うんこを見て、触って、撮って、遊んで、究極の「ウンターテイメント」が楽しめる。普通のSNS映えでは満足できない人たちの心を満たす「ウンスタジェニックエリア」をはじめ、体感ゲームで遊べる「ウンタラクティブエリア」、著名人の描いたうんこが鑑賞できる「ウンテリジェンスエリア」など、とにかくうんこ尽くしだ。

リニューアル後は、「うんこをなげろ」「ダンシングうんこルーム」「えがけ!みんなのうんこ」「クソゲーセンター」をはじめとした新コンテンツや、新グッズなど、進化した「MAXうんこカワイイ世界」を届ける。

水に流せない思い出が作れそうだ。

  • ミュージアム

※2025年5月31日オープン

東京都内ではないが、アートの島として知られる香川県の直島に、新たな美術館「直島新美術館」がオープン。同館はベネッセアートサイト直島が企画・運営するの美術館の一つで、直島で安藤忠雄が手がける10番目のアート施設となる。

開館を記念する展覧会では、ベテランから若手まで、アジアの12組のアーティストが同館のために構想した新作や、代表的な作品を展示する。会⽥誠、村上隆、マルタ・アティエンサ(Martha Atienza)ツァイ・グオチャン(蔡國強)、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ(Heri Dono)といった、国際的に活躍するアーティストの作品が鑑賞できる。

展示空間は地下2階、地上1階の施設内のギャラリーだけでなくカフェエリアや屋外の敷地などにも広がり、迫力満点だ。

アートの島の新スポットに期待したい。

もっとゴールデンウィークを楽しむなら……

  • バー

心地良い春の陽気に恵まれ、外で過ごす時間が増えてきたのではないだろうか。この時期はビール愛好者にとって絶好の季節だ。

ここでは、3年ぶりに復活する日比谷公園のベルギービールと絶品グルメが楽しめるイベントや、ドイツで開催される世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」の雰囲気が楽しめるフェス、下北沢を舞台にしたクラフトビールの祭典など、さまざまなビアフェスが開催される。

新しい味に出会い、ビールの魅力を再発見してほしい。

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  • Things to do

夏の訪れが感じられるゴールデンウィーク、がっつり肉料理でパワーをつけるのはどうだろう。

ここでは、肉とワインのペアリングに着目した「THE MEAT YOKOHAMA」や、来場者の投票でグランプリが決まる「ステーキ王決定戦」など、祭りムードでテンションが上がる肉料理のイベントを紹介する。

青空の下で肉料理を食べ比べて、夏気分を先取りしよう。 

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