『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008年)
戦争映画を撮影していた超自己中のスター俳優たちが、本物の戦場に迷い込んでしまうアクションコメディー。
コメディー映画には旬というものがあり、「当時の観客は爆笑だったんだろうけど、今観るとクスッと笑えるぐらいだよなー」みたいなことになりがちだが、本作の殺傷力は公開から20年近くたつ今も全く衰えていない。
監督・脚本・原案・製作・主演を務めたベン・スティラー(天才)が、「現在では製作不可」と語っている通り、相当エッジのきいたコメディーで、不謹慎な悪ノリギャグがテンコ盛り。しかしながら露悪的ではなく、皮肉満載の批評的な笑いになっているあたりもレベルが高い。
トム・クルーズを筆頭に、ハリウッドの名だたるスターが本気でふざけ倒し、1億5,000万ドルの製作費を使ってやりたい放題している。究極の娯楽映画の一つといっていいだろう。
友達とワイワイ観る向け。日本語吹替もおすすめ。















