ラーメンどんぶり展
田名網敬一 どんぶり
田名網敬一 どんぶり

東京、3月に行くべきアート展5選

ヒルマ・アフ・クリント、松山智一、ミロなど

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積極的に外出がしたくなる季節。グッとくる新しいアートとも出合いたい。
ここでは、2025年3月に東京で行くべきアート展を厳選して紹介しよう。全て日本初公開・初来日となる抽象絵画の先駆者の「ヒルマ・アフ・クリント展」、「麻布台ヒルズギャラリー」での松山智一の東京で初となる大規模個展、「アーティストラーメンどんぶり」が登場する展示など、この春一押しのアート展をセレクトした。心に響く体験をしてほしい。

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「東京都美術館」で、20世紀を代表する巨匠、ジョアン・ミロ(Joan Miró、1893〜1983年)の大回顧展が開催。初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介する。

太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる独特な画風が特徴のミロ。作品には、潜在意識や子どものような精神、そして故郷への愛着が反映され、明るく楽しげな画面が多くの人を引きつける。それだけではなく、周囲の政治的・社会的状況への強い感受性と反骨精神が創作の原動力にもなっており、ミロは特定の運動に属することのない純粋で普遍的な芸術を追求し続けた。

ミロの代表作に挙げられるのが、戦火を逃れながら、夜や音楽、星を着想源にして全23点が描かれた『星座』シリーズだ。現在、シリーズの各作品は世界中にちらばっており、本展ではそのうちの3点をまとめて観られる貴重な機会となる。

ミロの大規模な個展が日本で開催されるのは、画家が存命中の1966年に開催されて以来。世界中から集結する傑作の数々を通して、ミロの芸術の神髄を体感してほしい。

アート情報と言えば……

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2025年の下半期も心揺さぶるアートと出合いたい。「阪神・淡路大震災」から30年を迎え、「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)が開催されている中、大阪・京都・兵庫では注目の展示が盛りだくさんだ。

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