岡山市で、コンセプチュアルアートの国際展「岡山芸術交流」が、9月26日(金)~11月24日(月・祝)に開催。31組のアーティストや音楽家、建築家、デザイナー、科学者、作家、思想家たちが世界中から集結し、現代アート・パフォーミングアーツ・建築・デザイン・音楽・ファッション・映画・科学など多分野にわたって「岡山の街自体を作品にする」仕掛けを行う。
アーティスティックディレクターは、現代のフランス美術を代表するアーティスト、フィリップ・パレーノ(Philippe Parreno)。彼が提唱したタイトル「The Parks of Aomame 青豆の公園」は、村上春樹『1Q84』の登場人物・青豆雅美にインスピレーションを受けた。
「屋外の都市空間を多く活用し、岡山の街自体が作品へ」という構想から、今年から全ての会場・作品で鑑賞料が無料。体験型の作品も多数登場し、現代アートに馴染みがない鑑賞者やファミリー層も気軽に楽しめる。
本芸術祭の「顔」として登場するパレーノの『Membrane』は、塔状の「しゃべる」巨大立体作品。俳優の石田ゆり子が「声」を担当し、AIによって日々鑑賞者に語りかける。イギリス人アーティストのライアン・ガンダー(Ryan Gander)による体験型プロジェクトは、市内各所にひそかに置かれた3種の言葉を記したコインを鑑賞者が探して歩くというものだ。
さらに、映画『ザ・バットマン』『猿の惑星:新世紀』などのプロダクションデザイナーでもあるジェームス・チンランド(James Chinlund)がLEDで装飾した、路線バス型の作品約60台が岡山の街を走る。光るバスを見つけたら、バスに乗り込み、街の風景を堪能してほしい。
そのほか、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の「大屋根リング」を手がけた建築家・藤本壮介や、「第144回芥川賞」を受賞した小説家の朝吹真理子が公式カタログを執筆する。











