手塚治虫「火の鳥」展
画像提供:森ビル株式会社 | <プロローグ 火の鳥・輪廻シアター イメージパース> ※イメージ画像
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東京、2025年注目の漫画・アニメ展

火の鳥や士郎正宗など大型展覧会を紹介

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漫画・アニメは、これまで日本文化の発展に多大な役割を担ってきた。作品やクリエーターに注目するイベントが今では多数開催され、国内外の人々で連日にぎわいを見せている。

ここでは、2025年に東京都内で実施される漫画・アニメの展覧会を紹介したい。手塚治虫による『火の鳥』の大型展、そして漫画家・士郎正宗の世界に迫る特別展はどちらも必見だ。会場でしか出合えない展示とともに、それぞれの世界観を探求してほしい。

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世界でも名高い漫画家であり、イラストレーターの士郎正宗。士郎は、最先端の技術や電脳化する未来を鋭敏に捉え、誰よりも早く漫画に落とし込んできた。そんな作家の全貌に迫る大型展覧会が、「世田谷文学館」で開催される。

本展では、代表作『攻殻機動隊』をメインに、初期作品『ブラックマジック』から『アップルシード』『ドミニオン』『仙術超攻殻オリオン』、そして現在を含んだ作家の軌跡が体験できる。アーティストやブランドとのコラボレーションに加え、オリジナルグッズも販売予定だ。後世のSF作品の方向性を決定付けた作家の歩みを、本展で振り返ってみては。

訪れる際は、チケット料金など最新の情報を確認してほしい。

※10〜18時(入場は17時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,500円

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映画の枠を超えた多様なアートによってゴジラを表現する展覧会が開催。現代に生きる国内外のアーティストたちが「ゴジラとは、何か。」という問いに対し、自身の答えをアート作品として展示する。

これは、2024年に70周年を迎えたゴジラを祝して立ち上げられたプロジェクト「GODZILLA THE ART」の一環だ。ゼネラルプロデューサーに解剖学者の養老孟司を迎え、第一線で活躍する国内外の作り手たちによる多彩な「ゴジラ作品」を表現していくプロジェクトである。

2024年11〜12月には「パルコミュージアムトーキョー」で、第4弾となる「GODZILLA THE ART by PARCO」が開催。現代アートギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」所属の中村哲也や大平龍一をはじめ、浅野忠信などの世界各国15人のアーティストたちが参加した。

同展の参加アーティストは後日発表予定。一体どんなゴジラ作品が誕生するのか心待ちにしたい。

チケット情報などは未定。最新情報は、公式ウェブサイトを確認してほしい。

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