Indoor dining at City Winery
Photograph: Courtesy of City Winery

ニューヨークのレストランが新型コロナウイルス検査をメニューに追加

曜日を限定、屋内席利用時は検査必須に

テキスト:
Christina Izzo
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ニューヨークでは、レストランの屋内席での飲食がまた禁止になるかもしれない。しかし、ある店では驚きのメニューを追加し、自分たちでできるところまで頑張ろうとしている。その新メニューとは、新型コロナウイルス検査だ。

レストラン兼ワインバーのCity WineryInstagramで、「100%検査済みの環境」を作るため、2020年11月24日から屋内席で食事をする客の新型コロナウイルス検査を必須とすると発表した。検査料金は50ドル(約5,200円)。この施策は実験的な導入で、火曜と水曜に店を訪れた客のみに適用する。また、同店のスタッフは毎日出勤時に検査を受けるという。

同店が導入するのは抗原検査で、Accurex Diagnostic Servicesがサービス提供するBDベリターアナライザーを使用。この分析装置は、陰性の場合99%、陽性の場合90%の精度があるといわれている

客は、レストランを予約する際、50ドルの検査料を前払いする。到着後、健康診断と抗原検査を受け、結果が出るまで10〜15分、シャンパンの入ったグラスを手に外で待つ。結果が陰性の場合は店へ入ることが可能だ。ただし、マスクをしなければならず、ソーシャルディスタンスを保つことは必須。​陽性の場合は入店は許可されず、検査内容は24時間以内にパートナーであるCLIAラボに送られ、検証される。

店側のスタッフはInstagramで、「私たちは、ホスピタリティとは店でお客様に快適に過ごしていただくことであり、パンデミックにおいては、まず安全だと感じていただくことから始まると信じています」と述べている。

このプログラムは木曜から月曜までは実施されない。店では、その間、通常の体温チェック、頻回な消毒、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保を続ける。

原文はこちら

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