スノーピークランドステーション白馬
スノーピークランドステーション白馬

新たな野遊びの案内所、スノーピークランドステーション白馬がオープン

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Time Out editors
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アウトドアブランドのスノーピークが、2020年723日(木・祝)長野県白馬村に体験型複合施設スノーピークランドステーション白馬をグランドオープンした。敷地面積は約9200平方メートル(建築面積は約1400平方メートル)。「その土地に深く根付く、人生と野遊びの案内所」をコンセプトに、店舗エリア、野遊びエリア、イベントエリアの三つのエリアを通して、「野遊び」の楽しさや周辺地域の魅力を発信していく。

早くも白馬の新たなランドマークとなっている、スノーピークランドステーション白馬の見どころを紹介しよう。

1. 隈研吾建築を体感する。 

隈研吾による施設のデザイン、大屋根の木組み部分
隈研吾による施設のデザイン、大屋根の木組み部分

施設のデザインを手がけたのは隈研吾。「八方は何度もスキーをした場所」(隈)と思い入れのある白馬三山の雄大な景色を望む立地、そして自然素材を生かしたデザインは、「山の方から建築を作る」(隈)ことにチャレンジしたという。山は屋根のシルエットがいかに美しく見えるかに重点を置いた。

白馬三山のシルエットをヒントに設計された象徴的な大屋根の木組みは、森の枝や雪の結晶をイメージしたもの。店内でも山々が身近に感じられるように、最長部分は高さ4メートルにもなる大きなガラス窓を設けた。屋外で雄大な自然を楽しんでほしいと、テラスや外空間も広くとっている。

 

2. 国内最大級で限定グッズを手に入れる。

スノーピークランドステーション白馬店
スノーピークランドステーション白馬店

国内最大級の直営店となるスノーピークランドステーション白馬では、豊富なキャンプ用品やアパレル、店舗限定アイテムなどを取りそろえる。オープンを記念した限定グッズも発売。グリーンシーズンの白馬を模わせる爽やかなブルーに「雪峰」のロゴをあしらった『スタッキングマグ雪峰』(3,960円から)や『チタン先割れスプーン』(880円)、白馬の稜線をイメージしたオリジナルグラフィックを施したTシャツ、バンダナなども取り揃えた。 

 施設内では、地元の物産品も販売。白馬村観光局が運営するインフォメーションも入居しており、白馬山麓エリアの観光情報も入手できるなど「白馬のショールーム」的な要素も兼ねそろえている。 

 3. スノーピックの椅子で一息つく。

スターバックス スノーピークランドステーション白馬店
スターバックス スノーピークランドステーション白馬店

白馬エリアでは初となるスターバックスも登場。隈のプロジェクトの建築現場の端材を再利用したアートが飾られた店内では、スノーピーク製テーブル&チェアの使い心地を確かめながら、スタバのコーヒーが楽しめる。隈とスタバとのコラボレーションは、太宰府天満宮表参道店、中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリーに続く国内3店舗目となる。

 

4. 芝生に寝ころび白馬三山を愛でる。

芝生エリア
芝生エリア

青々とした芝生が広がり、スキージャンプ台や白馬の稜線が間近に見えるイベントエリアでは、地元の農産物や加工食品などが購入できる『週末マルシェ』など、さまざまなプログラムを用意している。⽩⾺三⼭を眺めながらの『本格炭⽕バーベキュープラン』や収穫、クッキングイベント、アウトドアディナーなどの体験プログラムの実施も予定。

なお、芝生エリアはフリースペースとなっており、レジャーシートを敷いてピクニックをするのもありだ。

5.「野遊びエリア」に泊まる

『住箱-JYUBAKO-』
『住箱-JYUBAKO-』

スノーピークランドステーション白馬の最大の売りが、野遊びエリア。店舗横の森林エリアには、6区間のキャンプエリアに分かれる。道具を持っていなくても、手軽にキャンプ体験ができるプランもある。また、隈とスノーピークが共同開発した木材を使用したモバイルハウス『住箱-JYUBAKO-』2棟用意した。ピクチャーウインドウからの景色を楽しみながら、快適な滞在が楽しめる。

設営サポートがセットになったもの、食事付き、テントやタープなどキャンプ用品を持ち込み自ら設営する場合など、さまざまなプランが用意されている。いずれのプランも目の前にある八方温泉、みみずくの湯のチケット付きだ。

よりラグジュアリーな滞在をしたいのなら、昨年オープンしたスノーピークが手がけるグランピングフィールド、スノーピークフィールドスイート 白馬・北尾根高原に足を延ばしてみるのもおすすめだ。究極のグランピング体験ができる。 

6. 電動アシスト自転車でまだ見ぬ白馬に出会う。

Snow Peak GO
Snow Peak GO

 『スノーピークゴー』は、スノーピークカフェセットと特製サンドイッチなどがパッケージになった、電動アシスト自転車のレンタルプラン。気軽にアウトドア体験ができる。白馬村役場観光課の担当者など、白馬を知り尽くした人とともに作った、八方方面、岩岳方面二つのサイクリングコースは、自転車だからこそアクセスできる魅力的なスポットにあふれている。

7.「⾃然を⾷べる料理」に鼓を打つ。

レストラン 雪峰
レストラン 雪峰

 施設内のレストラン、レストラン 雪峰は『ミシュランガイド東京』で三つ星に輝く、神楽坂の日本料理店石かわの店主、石川秀樹が監修。石川は、スノーピークが本社を置く新潟県燕三条地区出身なのだ。雪峰のシェフが⽩⾺や周辺地域の⽣産者とつながり、吟味した食材を、和洋のジャンルの枠を超えて調理したメニューは、『信州牛の特製ハヤシライス赤ワインの香り』(2,035円)、『信州サーモンの幽庵焼き カラスミのソース』(2,420円)、『自家製生パスタリガトーニ、 信州産ブルーチーズクリームソース』(1,980円)など。

どれもこれもここでしか味わえない「⾃然を⾷べる料理」ばかりで、全てのメニューを制覇したくなるほど。スノーピークの土鍋を使ったご飯も用意している。信州産の日本酒や⾃然派ワインも豊富に取りそろえた。

スノーピークランドステーション白馬の詳細はこちら

テキスト:長谷川あや

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