世界的ファッションデザイナー山本寛斎が76歳で死去

デヴィッド・ボウイやエルトン・ジョンからも愛されたアバンギャルドなデザイナー

Kaila Imada
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Kaila Imada
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世界的に有名なファッションデザイナーの山本寛斎が2020年7月21日、76歳で亡くなった。彼の死は、娘で女優の山本未來が自身のInstagramを通じて発表した。山本は今年2月に急性骨髄性白血病と診断され、その後入院していた。

横浜出身の山本は、1967年に名誉ある装苑賞を受賞した後、日本人デザイナーとして初めてロンドンでファッションショーを開催。ロンドンでのデビューコレクションでは、歌舞伎の物語やビジュアルにインスパイアされたコレクションを発表した。以来、彼のアバンギャルドなデザインはファッション業界に永続的な印象を与え、多くのセレブリティから愛されていた。

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彼の最も注目すべき作品の一つ(写真)は、山本がデヴィッド・ボウイに提供した衣装、「トーキョーポップ」のジャンプスーツだ。ボウイにとっては初めてとなるアメリカでのコンサートのためのステージ衣装として山本にデザインを依頼した際の一着。他にも、ジョン・レノン、スティービー・ワンダー、エルトン・ジョンなどの著名人が山本のデザインを着用している。

ファッション以外にも、山本はイベント制作の分野でも活躍しており、特に舞台『関西スーパーショー』では、世界中をツアーしている。1993年にはモスクワの赤の広場で『Hello Russia』と呼ばれるイベントを主催し、2005年には愛知県で開催された万博のオープニングをプロデュースした。

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