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テルアビブでしかできない10のこと
イスラエル最大の文化都市。ファッションや食、デザインまで
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地中海に面したリゾート地にして、イスラエルの経済や文化を牽引する、中東でも有数の国際都市、テルアビブ(Tel Aviv)。先進的な文化都市の例に漏れず、ゲイフレンドリーな街としても有名な同地は、イスラエル内の他都市と比べて宗教色も薄く、様々な観光客が訪れる観光地になっている。
2月の終わりごろにもなれば雨季も終わりを告げ、10月ごろまではほとんど雨も降らず、過ごしやすい晴天が続く。夏場は気温や湿度の高さが気になることもあるが、歩けばすぐに海へ出られるテルアビブの環境ならば、大きな不満にはならないだろう。
ここではそんなテルアビブの魅力を、食文化やファッション、建築に音楽など、文化的な側面から紹介する。あわせてイスラエルならではのダンスや寿司にまつわる情報も掲載しているので、ぜひテルアビブ探索に役立ててほしい。
Tips. テルアビブファッションウィーク

Tips. スザンヌデラルセンター

コンテンポラリーダンス界においてイスラエルが重要な位置を占めていることは、もはや周知の事実だろう。オハッド・ナハリン率いるバットシェバ舞踊団や、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニーなど、多くの素晴らしいダンスカンパニーがこの地から生まれている。後者は、俳優としても活躍する森山未來が1年間ダンス留学していたことで日本でも有名だ。両カンパニーがともに拠点を置くのが、スザンヌデラルセンター(Suzanne Dellal Center)。劇場やスタジオ、カフェなどがあり、旬な舞台が鑑賞できる。スザンヌデラルのある街区、ネヴェツェデク(Neve Tzedek)は、現在のテルアビブ建設初期に造られた歴史ある美しい町だ。
Tips. テルアビブの寿司事情

和食ブームに先駆けて世界中で見られるようになった「sushi」屋。テルアビブにも寿司やラーメンを出す店が増えてきている。「JAPANIKA」といういかにもな名前の寿司バーは、テルアビブ内の大通りに数店舗を構える人気店だ。パン粉を付けて揚げた、その名も『ジャパンコ(JAPANKO)』など、寿司というよりは「sushi」と呼ぶしかないメニューばかりだが、中心街のロスチャイルド(Rothschild)通りの店舗などは朝5時までやっているので、飲み過ぎた後で、インスタントでもいいから味噌汁が飲みたくなったときには重宝するかもしれない。