改良湯
改良湯

ウィズコロナの夏を乗り切る5のこと

感染対策しながら涼を取る

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > Things to do > ウィズコロナの夏を乗り切る5のこと

新型コロナウイルス感染症対策のため、今年は、海水浴やレジャープールで楽しめない夏を迎えることになりそうだ。それでも猛暑は変わらずにやってくる。クーラーをきかせた自室にこもるのもいいが、季節感がないのもむなしいもの。ここでは、そんな前代未聞の夏を乗り切るためのアイデアを五つ紹介する。

 タイムアウト東京マガジン、Time In特別号(日本語版)』では、同特集をはじめ『新しい日常に必要な7のこと』など、コロナ禍を好機に変えるアイディアやヒントが満載。併せてチェックしてほしい。

  • ヘルス&ビューティー
  • 渋谷

改良湯
銭湯は公衆浴場という名の通り、体を洗い清める場所のため、そのほとんどがコロナ禍にあっても営業を続けている。そんな銭湯を活用をした夏ならではの楽しみ方が水風呂だ。恵比寿にある改良湯は、水風呂にも軟水を使用しておりアトピーや敏感肌、乾燥肌の人も安心して入れるようになっている。

創業100年を超える老舗だが、2018年にフルリニューアルし、ポップな壁画や新しく清潔な設備も魅力である。しっとりと肌に染み込む水でべたつきを洗い落とし安らげるだろう。  

  • Things to do
  • 青梅

御岳山
東京都青梅市にある標高929メートルの御岳山は、下界に比べ常に5度ほど温度が低く涼をとるには最適な場所だ。4時間程度のハイキングコースは、緑ゆたかな山道の道すがら二つの滝とこけむした岩と清流が織り成すロックガーデンなどがあり、自然の中を歩く楽しさに満ちている。

ケーブルカーなら30分程度で頂上に行くこともでき、近くに食事処や武蔵御嶽神社などもあるので、アウトドアが苦手でも満足できるだろう。

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  • ミュージアム
  • 水道橋

東京ドームシティ アトラクションズ
後楽園駅にある遊園地。入園無料のフリーゲート制なので気軽に立ち寄れる。 ここで体験してほしいのは、氷点下の世界を体感できるウォークスルーアトラクション『ぶるぶるアイスルーム~超冷凍体験~』(500円)だ。

極寒の風が吹きつけるブリザード体験や、氷点下の寒さに耐えながらクイズを解くなどトリッキーな趣向となっている。あまり長居し過ぎると逆につらいかもしれないが、確実な涼しさを約束しよう。

ドクターブロナー マジックソープ ペパーミント
オーガニックソープで体をひんやりで包んでみよう。有機栽培されたオリーブ油、ヤシ油で作った100%自然成分のみでブレンドされたドクターブロナー製の液体ソープを使えば、ペパーミントによる清涼感が体に染み込み、ひんやり感を楽しめる。1本で洗顔からボディー洗浄など10通りの使い方ができるのも同製品の良いところ。

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カクヤス 酒クール便
夏といえば冷たい飲み物がうまい季節だが、新型コロナ対策のため家で同じものばかり飲んでしまい非日常感がない。そんな人はカクヤスのクール便を利用してみよう。

酒類を中心とした小売店カクヤスでは東京都23区内なら1本から冷えた状態で無料配送を実施している。購入する際に冷やし指定をするだけで、家にいながらにしてキンキンに冷えたドリンクを味わうことができるのだ。稀少な種類も扱っているので、思わず注文し過ぎてしまうかもしれない。

さらに涼しさを追求したいなら…

  • ショッピング
  • スタイル&ショッピング

マスク生活がつらい季節になってきた。しかし、夏の本番はこれから。感染症の拡大防止策としてマスクの着用が呼びかけられているが、熱中症も心配されている。そんななか、さまざまな企業が工夫を凝らし、技術を結集させ、夏マスクを製作。ここでは、シンプルなデザインのものを中心に、日本の夏を快適に過ごすための心強い相棒をピックアップした。 1. ニットマスクと麻のフェイスマスク 『のびるニットマスク』 日本一のニットの産地、新潟県五泉市に1963年に創業したニット専業メーカーのサイフクが、2019年に立ち上げたニットブランド『226(つつむ)』。マスクを作ってほしいという要望に応え、綿麻素材でUVカット率97%の『かおをつつむ/のびるニットマスク やわらか綿麻』を作成。約1カ月で約2万枚を売り上げた。 夏に向けて開発したのが、快適な麻素材を採用した、サラサラと肌にまとわりつかず、ひんやりとした着け心地の『涼しい夏の麻』シリーズ。同シリーズでは『のびるニットマスク』(1,265円)に加え、呼吸が楽な『呼吸しやすい フェイスマスク』(2,970円)、さらには手元からウイルスを予防する『ウイルス予防 ハンドカバー』(3,850円)をそろえる。   『ウイルス予防 ハンドカバー』   ニットマスクは発売中、そのほかのアイテムは2020年6月18日(木)から公式オンラインストアにて発売を開始する。  2. 接触冷感とUVカット機能付き   photo:nunogokoch 肌触りにこだわったオーガニックコットンを販売する布ごこちが、機能性素材を使用した『接触冷感 夏用マスク』(1,320円)の予約販売を開始。6月の発送分400枚はすでに完売しているが、現在7月上旬からの発送分の予約を公式サイトで受け付けている。 『接触冷感 夏用マスク』は、肌に触れると冷感が得られる素材(SOLDEFENDER®︎)を使用。特殊な構造を形成した異型断面ポリエステル製で、赤外線や紫外線を遮ることによる遮熱やUVケア、肌に触れると実感する接触冷感など、夏にうれしい機能を併せ持つ。耐洗濯性に優れているので、繰り返しの洗濯にも強く、乾きやすいので手入れも簡単だ。サイズは耳掛け部分のゴムは調整できるフリーサイズ。カラーはシンプルなホワイトとライトブルーの2色展開となる。 3. 靴下の技術を集結、ムレに強い究極の夏用マスク   highbricks ゴルフ景品の企画販売を行うアンバリッドは、靴下メーカーのハイブリックスとともに、洗える冷感マスク『ハイブリックス 洗える ひんやりマスク』(990円)を開発。靴の中という高温多湿の環境下で通気性を保つための、靴下の製造技術を結集させた。  「接触冷感」「吸水速乾」「抗菌防臭」の素材を使い、通気性にこだわった編み方で、「ムレて不快」「動くと息苦しい」といった問題点を解消した夏用マスクは、軽い運動やアウトドアにもおすすめ。水に濡らせば、さらにひんやり感が持続。外出先でも気軽に洗えて涼しく使える特性を生かし、「手を洗うついでにマスクを洗う」という新習慣を提案する。   highbricks   サイズは1種類だが、ゴム紐を調整することで性別や体型を問わず使用できる。カラーは5色(ホワイト、ネイビー、グレー、ライトブルー、ライトピンク)展開 4. 布団の西川の洗える夏マスク   『洗えるクールマスク』 寝具メーカーの『西川』が2020年4月末に発売した『西川の100回洗えるマスク』は、5月末までに約30万枚を販売した。その西川が、日本の蒸し

  • Things to do

連日の酷暑の中、少しでも涼を取りたいがソーシャルディスタンスは保ちたいという悩みを抱えている人は少なくない。そんな人は屋外に目を向けてみよう。東京では少しでも外にいながら体感温度を下げられるように、あらゆる調査や試みが成されている。

丸の内では約100メートルの区間でミストシャワーの実証実験し体感温度が2、3度下がったと発表。皇居や新宿御苑の都市内大規模緑地は、ほかの地区と比べて平均して1.8度程度低いことが過去の環境省の調査で判明している。ここでは、そんなオープンエアな空間で涼を取れるスポットを紹介しよう。

なお温度が下がるとはいえ、災害級の暑さにわざわざ立ち向かうべきではない。不安を感じたら塩分を取り、クーラーの利いた屋内に避難することも必要だ。

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  • レストラン

 ※2020年6月30日更新、新型コロナウイルス対策情報などを追記 東京のかき氷シーンは、年を重ねるごとに盛り上がっているといっても過言ではない。多くの店が個性を打ち出すべく、これまでかき氷には使用されてこなかった食材や斬新な素材の組み合わせなどを駆使し、新しいメニューを次々に生み出している。一年中かき氷が食べられる店が増えたとはいえ、ベストシーズンは夏。ここでは、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)一部監修のもと、暑い日にはしごしてでも巡ってほしい店を紹介する。

  • レストラン
  • 日本料理

今年も冷やし中華の季節がやってきた。最近では定番のしょうゆだれ、ゴマだれだけではない、ユニークな冷やし中華も生まれている。本記事では、王道から変わり種まで、東京の冷やし中華シーンの裾野の広さを感じることができる店を紹介。「冷やし中華はじめました」の貼り紙を探して蒸し暑い東京の街をさまよう前に、ぜひチェックしてほしい。

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  • Things to do

タイムアウト東京は、Time In特別号マガジンの日本語版を2020年8月19日にリリースした。全36ページ、オンライン限定版となる。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で家にいる時間が増えた期間、タイムアウト東京は「タイムイン東京」となり、約3カ月の間、自宅で楽しめるコンテンツを中心に発信してきた。そして今、タイムアウト東京にスイッチしたこのタイミングで、これを好機と変えるアイディアやヒントが満載のTime In特別号を発行する。

テーマは「Restart」。『新しい日常に必要な7のこと』や『Restart グリーンな日常』といった特集記事を通して、新しい働き方のコツや、地球と社会をより良くアップデートさせるために私たちが今できることを提案している。

そのほか、話題のニューオープンやアートイベント情報、今だからかなうお取り寄せ、小川町のご近所ガイドなど、タイムアウト東京らしいコンテンツも充実。今年の夏は気軽に出かけることができないが、ぜひ自宅でじっくりと読んでもらえたらうれしい。

オンラインマガジンはこちらからチェック。PDF版のダウンロードはこちらから。

Cover: art direction by Steve Nakamura

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