1. 南天 本店
    Photo: Keisuke Tanigawa
  2. 古着神社
    Photo: Eri Tanaka
  3. トキワ荘マンガミュージアム
    Photo: Keisuke Tanigawa

椎名町でしかできない5のこと

トキワ荘、サウナがアツい銭湯など新旧入り混じった注目エリア

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Eri Tanaka
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タイムアウト東京 > Things to do > 椎名町でしかできない5のこと

池袋駅から西武池袋線で1駅、知る人ぞ知る町が椎名町だ。駅前には昔ながらの商店街があり、懐かしい雰囲気を今に残している。

一方で、2020年に「トキワ荘マンガミュージアム」のオープン、「トキワ荘お休み処」のリニューアルを経て、「マンガの聖地」として再注目されている。さらに「妙法湯」「五色湯」という銭湯が相次いでリニューアルし、銭湯・サウナはしごスポットとしても話題だ。

ここでは、有名過ぎる立ち食いそば屋、神社と古着屋が融合した店、元とんかつ屋をリノベーションしたゲストハウスなど、椎名町散策を楽しむためのガイドを紹介しよう。

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トキワ荘マンガミュージアムでしかできない5のこと

  • アート
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豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム

手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄、石森章太郎などの名だたる巨匠を輩出した伝説のアパート「トキワ荘」がよみがえった。外観はもちろん、玄関、階段、居室、共同炊事場など、当時を忠実に再現。また、1階のマンガラウンジでは巨匠の作品を読むこともできる。 

定期的に展示会も開催されており、過去には手塚治虫などがトキワ荘に入居するきっかけとなった漫画雑誌「漫画少年」などの展示も実施された。

ギャラリーツアーに参加すれば、知られざるトキワ荘の歴史を知ることができるだろう。

  • レストラン
  • 豊島区

南天 本店

肉そばが定番の小さな立ち食いそば店。うどんとそばの中間のようなどっしりした麺と、たっぷり盛られた豚バラ肉の絶妙なコラボレーションが、食欲をダイレクトに満たしてくれる。5時30分~10時の間は、生か温泉かを選べる卵が無料トッピングできるのもうれしいサービスだ。

外に配置してあるベンチで食べると、独特の開放感があるのでおすすめ。25時30分まで営業しているので、締めの一杯にも最適である。

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  • 文化センター
  • 池袋

妙法湯

椎名町から徒歩2分という好立地にある銭湯「妙法湯」。地元民に愛され続け、2019年に新しく生まれ変わった。和モダンな外観は、スタイリッシュながらも街の景観に馴染んでいる。

リニューアルは特に水質にこだわり、女性風呂は全て軟水を使用。男性風呂は硬水と軟水を併用し、日本初となる「炭酸シルキー風呂」を導入した。ミクロバイブラ風呂に電気風呂など、温浴の種類も豊富に備えられており、充実した設備となっている。

高温サウナも備わっており、女性は100度、男性は110度で設定。サウナは特に人気で、待ち時間が発生することもあるとか。

近所にあるビール醸造所「NAMACHAんスタンド」とコラボレーションした、妙法湯オリジナルのビールもある。風呂上がりには、きりっと冷えた一杯で乾杯しよう。

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古着神社

目白通りには、参拝ができる無人の古着屋がある。「神社を訪れたときのように、古着に感謝の気持ちを向けられる場を」という店主の思いから、店内には鳥居と箱が設けられており、さい銭として洋服代を納めるシステムだ。

店舗内で取り扱っている洋服はノーブランドからブランド物まで、全て1点につき300円(税込み)。販売実績のあるブランドは、「ISSEY MIYAKE」などのコレクションブランドから、「Theory」「Snidel」「ZARA」などまで幅広い。

洋服が気に入ったのであれば、「お気持ち代」として追加支払いも可能。上乗せされたさい銭は、アップサイクルブランドへの活用など、サステナブルな活動費用として使用される。

不要な洋服があれば、店舗で無料で古着を引き取ってくれる「古着供養」がおすすめ。店での再販や海外発送などが行われ、破棄する予定だった洋服を次の人に届けることができる。

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シーナと一平

下町商店街の中にある元とんかつ屋だった日本家屋をリノベーションしたゲストハウス。どこか懐かしい東京のローカルな雰囲気が感じられるため、外国人には人気の宿だ。

1階ではレンタルキッチン「お菓子工房」を展開。菓子の販売やケータリング、カフェ営業など出店を希望する人々が予約制で間借りしている。2023年4月ならば、「凸凹キッチン」で食事したり、「粉と手」で菓子を購入したりもできる(詳細なスケジュールは公式Instagramで要確認)。

ほかにも、金曜日の夜は酒場に変わるなど、さまざまなイベントが不定期に行われており、多様なコミュニティーのハブとなっている。人との交流を楽しみたいなら、ぜひ足を運んでみよう。

池袋を探索したいなら……

  • レストラン
  • ラーメン

池袋というとどんなイメージが浮かぶだろう。埼玉へのゲートウェイ、「アニメイト」発祥の地、「池袋ウェストゲートパーク」の舞台、立教通り、「芸術劇場」「ロサ会館」、東が西武で西東武、山下達郎の故郷、「巣鴨プリズン」跡地……。

東西南北に広がる街並みにはさまざまなタギングができそうだが、ラーメン好きにとってはこの街は「東池袋大勝軒」で有名なつけ麺の聖地であり、近年は最重要ラーメン激戦区の一つである。

今回はラーメンハンターとともに、池袋エリアで個性を発揮する名店を厳選した。池袋でラーメンクルーズの際には、参照してもらえれば幸いだ。

  • レストラン

東京第3の都市、池袋。トキワ荘マンガミュージアムや劇場型公園のグローバルリングなど、文化、芸術的な面が近年注目されているが、実は多様な飲食店が集まるグルメシティーでもある。

ここでは、気取らない上品なカフェから、「リトルチャイナ」と化している中華料理店まで、池袋でしか味わうことができない朝食を5軒、紹介する。熟練のバリスタが入れるスペシャルティコーヒーと人気パーラーの味わい深いトーストや、青空の下で食べる独特な麺の肉そば、日本人がほとんどいない中華かゆ店など、フックのきいた店とメニューを楽しめる。この記事を参考に、池袋の朝をエンジョイしてほしい。

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  • Things to do

「你好!几位?(いらっしゃいませ、何名様ですか?)」。店員さんの発する第一声が中国語の中華料理店がここ数年、高田馬場や新大久保などで急増している。中でも池袋はその総本山だ。

輸入食材がそろう中華物産店や、中国各地の郷土料理が楽しめるフードコートなど、まるで本国を旅行しているような気分に浸れる。町中華とはまた違う、現地で食べるような料理や雰囲気が楽しめる店を7軒紹介する。

  • Things to do

豊島区は文化、芸術の一大発信地である。乙女ロードや中池袋公園近辺にはアニメや漫画、ゲームの店が続々と集結している。西口公園は野外劇場グローバルリングが誕生し、2020年には南長崎に漫画の聖地、トキワ荘が蘇る。今まさに文化の春を迎えようとしているのだ。

今回はそんな注目都市を池袋、雑司が谷、目白、大塚、巣鴨、駒込そしてトキワ荘周辺である南長崎とまんべんなくカバーし、その中でも特に魅力的なスポットを紹介。注目のニューオープン施設、不思議な入り口の喫茶店、日本一のショートケーキの店、隠れ家バーなど穴場スポットなど多数掲載しているので、チェックしてほしい。

 

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