ウミノイエ
ウミノイエ(Photo: Kisa Toyoshima)
ウミノイエ(Photo: Kisa Toyoshima)

西小山でしかできない5のこと

「パン飲み」できるイタリアンからネオ銭湯まで

Masataka Ito
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タイムアウト東京 > Things to Do> 西小山でしかできない5のこと

テキスト:谷口素子

東急目黒線で目黒駅から3つ目にある西小山駅。急行が通過する小さな駅だが、改札を抜けるとすぐに下町の情緒を感じる。

駅前には「西小山にこま通り商店街」をはじめ商店街が複数あり、買い物も食べ歩きも楽しめる。 また、同線の地下化で生まれた緑道が洗足から西小山、そして武蔵小山まで続いている。緑が豊かで、歩くだけで気持ちよく散歩のルートとしても人気だ。

ここでは、街の人が集うオープンエアの施設をはじめ地元に密着した西小山の「ここでしか出合えない」5つのスポットを紹介する。

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Cizia

ワインにパンを合わせて楽しむ人が増えている。「パン飲み」を楽しみたいなら、西小山の「Cizia(チッツィア)」がおすすめだ。

店で焼いている自家製パンは、ハード系とソフト系の2種類を用意。歯ごたえのあるハード系は季節の果物を酵母にしており、ソフト系は生イースト菌を使ってふっくら焼き上げる。

扱うワインは、ナチュラルワインのみ。産地は日本だけでなく、イタリア・ドイツ・オーストリア・スペイン・チェコなどが揃う。特に日本のワインは生産者に直接会って納得したものを仕入れているので、安心して注文できるだろう。

メニューは、ランチとディナーでシステムが異なる。ランチは、パンや前菜(約4種類)の皿がカウンターに並んでおり、好きなものを好きな量だけ皿にとって1グラム当たり4円で会計するシステム。パスタなどのメイン料理は別でオーダーできるが、前菜とパンでおなかいっぱいにする人も少なくない。

夜は前菜・メイン・パスタなどがアラカルトで注文できる。メニューも、定番から季節の食材を使ったものまでバラエティー豊富。例えば「カリフラワー焼き」(1,400円、以下全て税込み)は、カリフラワーの茎・葉っぱ・房をこんがり焼き、ウスターソースとガーリックで味付けする。一皿にカリフラワーが丸ごと盛り付けられていて、それぞれ違う食感が楽しめる。

時々販売されるパンは、近所の人たちに人気。売り切れ次第終了するので、見つけたらぜひ買って帰ろう。

  • 目黒

Craft Village NISHIKOYAMA

東急目黒線の西小山駅から徒歩1分の場所に、大小のコンテナが並ぶ一角がある。地域の人たちの憩いの場にもなっている「Craft Village NISHIKOYAMA」は、飲食店がメインのコミュニティースペースだ。

1階には、ピンサが人気のイタリアンや炭火で鳥を焼く店のほか、メニューにない料理もオーダーできる居酒屋、家族連れや学生でにぎわうカフェ、アサイーボウルの専門店など、現在は11店舗が営業している。

中でもおすすめは、色とりどりのボトルや缶がずらりと並ぶ国産クラフトビールショップ「#80(はちじゅうばん)」。日本全国から取り寄せた100種類ほどのクラフトビールを取り揃える。角打ちもあるので、気になったらその場で味わおう。

また、Craft Village NISHIKOYAMAの中央には、フリースペースがある。ここに、テイクアウトしたクラフトビールとピンサ、炭火焼き鳥などを持ち込みペアリングを試しながら、オープンエアで飲食できるのが同施設の醍醐味だ。2階のテラス席では、予約制だが食材を持ち込んで手軽にバーベキューが楽しめる。

マルシェやDJイベントなども開催されている街のシンボル的広場である。ぜひ訪れてほしい。

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  • 品川

一汁おにぎり 一粒万福

西小山駅から歩いて3分。住宅街の一角にあるおにぎり専門店「一汁おにぎり 一粒万福(いちりゅうまんぷく)」。「一粒の米から、世界中に福を届けたい」というコンセプトを掲げて、2023年10月にオープンした。

素材にはとことんこだわっており、米は「京都八代目儀兵衛」のおにぎり専用ブレンド米、のりは大森の専門店「並木海苔店」から仕入れた瀬戸産のりを使用している。 また、スタッフがその場で握ってくれるのをカウンター越しに眺められるので、待ち時間も楽しい。握らず優しく形を整えられたおにぎりは、ふっくらとした食感がたまらない。

具材は約20種類。そこから好みの2つを選んで組み合わせる。同店の人気ナンバーワンは、「さけの親子」(650円)。カリっと焼いたサケと、スジコのコンビは間違いない。おにぎりは350円から用意がある。

テイクアウトも可能だが、できればカウンター(9席)に座り、作りたてを豪快にパクッといってほしい。その際はシジミ汁と、自家製の塩こうじ漬けの漬物のセット「一汁おにぎりセット」をオーダーするのを忘れずに。特に亀戸の味噌専門店「佐野みそ」がブレンドした赤味噌の味噌汁は、さらっとしていておにぎりとの相性が抜群だ。

  • ショッピング
  • 品川

umi neue 

「umi neue(ウミノイエ )」は、店主でありプロダクトデザイナーの海山俊亮が各地で蒐集(しゅうしゅう)した用途の曖昧な道具や古物、漂着物、オブジェクトなど、多様な品々を販売している店。所狭しと並ぶさまざまな古物や造形物に混ざって自身のプロダクトもさりげなく並べられている。

一癖あって妙に気になってしまう置物など、普通の店では手に入らないものの魅力に心引かれてしまうに違いない。名状しがたいものばかりというわけではなく、食器や花器、カゴや箱など、普段使いできるものも多く並んでいる。ドリップコーヒーも販売しているので、コーヒー片手にリラックスしながら商品を選ぶことができる。

同店では不定期に企画展やのみの市イベントも実施。展示やイベント期間外は週末をメインに営業している(営業日時はイベントなどによって変動)。気になる人は公式Instagramをこまめにチェックするといいだろう。

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  • Things to do
  • 品川

東京浴場

西小山駅から1分ほど歩くと、壁一面が窓になっている建物がある。思わず足を止めてのぞき込 んでしまうが、ここはまぎれもない公衆浴場、銭湯だ。

受付をしたら、最初に目に飛び込んでくるのが巨大本棚。漫画・雑誌約7000冊を収めた本棚には、話題の漫画はもちろん、『ドラえもん』や『サザエさん』も置かれている。

さらに、ここではスマートフォンの使用が可能で、コンセントとWi-Fiは無料で利用できる。繰り返すが、ここはスーパー銭湯ではない。大人550円で入れる銭湯である。

おこもりサウナ」は、サウナスペースが70分独占できる1人専用のサウナルーム(別途1,100 円)。6種類のアロマから気になる香りをサウナストーンにかける「セルフロウリュ」も楽しめる。自分のスマートフォンを専用ボックスに入れてケーブルをつなげば、サウナ内のスピーカーからお気に入りの音楽が流せるプライベート空間と化すだろう。

週末は、一風変わったイベントもよく開催されている。例えば夏には富山の入善町名物・ジャンボスイカを解体して、それを客に販売。廃業する銭湯が多い中、プラスの付加価値を付けて銭湯文化を守ろうとしている東京浴場。つい長居してしまう、サードプレイスになるだろう。

東京の街をもっと探訪するなら……

  • Things to do

渋谷区の中でも下町的な空気が残り、地元の人々のつながりが色濃いローカル感あふれる街・幡ヶ谷。駅周辺は再開発を免れ、今も4つの商店街が活気を残すほか、裏路地には個豊かな飲食店やカフェ、ギャラリーが点在している。

近年は若い感性を持つオーナーによる新店舗も増え、知る人ぞ知るクリエーティブな街として注目されている。散歩しながら気になる店をホッピングできるのも魅力の一つだ。

また、明治期に玉川上水の水を引くための新水路が整備されたことにより築かれた高い土手が街に独特の起伏を生んだ。坂道沿いにユニークな店が肩を並べる景色はここにしかないだろう。 

今回は、Time Out Tokyo(タイムアウト東京)の読者やフードライター、編集部の英語・日本語チーム、さらに地元の人々からも情報を集め、多角的に幡ヶ谷の魅力をまとめた。きっと訪れてみたくなるはずだ。 

  • Things to do

渋谷と吉祥寺をつなぐ、京王井の頭線沿線の中間ほどに永福町は位置する。街を象徴する神社、「杉並大宮八幡宮」が「東京のへそ」と呼ばれるように、東京都のちょうど中央でもある。この周辺には弥生時代の祭祀(さいし)に関する遺跡もあり、古くからパワースポットとされていた可能性もあるとか。

映画監督や演劇関係者などの文化人が多く住み、知る人ぞ知る通好みの名店も点在している。閑静な住宅街や昔ながらの商店街を散策しながら、自分だけのとっておきの場所に巡り合おう。

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  • Things to do

江戸時代は大名屋敷や御家人の屋敷が並び、今でも風光明媚な土地として知られ、さらに学生街・ビジネスの中心地でもあり、活気溢れる現代的な街という一面も持つ三田エリア

ここでは、国の重要文化財の建物の中にあるカフェや、非日常が味わえる新感覚の温浴施設など、一風変わった店を紹介しよう。この記事を片手に、バリエーション豊かな三田の街を散策してみては。

  • Things to do

戦火を避けられたことで築100年以上の長屋が現存する街、曳舟。4軒長屋をリノベーションした店舗など、生活に根差しながらも独自性を打ち出している魅力的なヴェニューが数多く揃っている。

東京スカイツリーも街中から見えるほど近く、押上を訪れる機会があればぜひ曳舟まで足を延ばしてほしい。温室を再構築した観葉植物店、建物自体がアート作品なネパール料理店、個性あふれるヴェニューを紹介する。

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  • Things to do

下町情緒たっぷりの亀有。国民的な人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下、こち亀)の舞台として知られ、街の数カ所にある両津勘吉(以下、両さん)の銅像と記念撮影したり、漫画内に登場するゆかりの地を巡ったりと、こち亀の世界を体感できる場所が豊富にある。

また、2024年には高架下に最新アートスポット「スクワット 亀有アートセンター(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」(以下、SKAC)が誕生し、カルチャー面も盛り上がりを見せている。多くの人でにぎわう商店街「ゆうろーど」でグルメを楽しんだり、地元客に人気のバーをハシゴしたりするのもいいだろう。

本記事では、多方面で活気づく亀有でしかできないことを5つ厳選して紹介したい。

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