1. 国営ひたち海浜公園
    画像提供:国営ひたち海浜公園
  2. 仙石原高原
    画像提供:仙石原高原

東京から日帰りで楽しめる、秋の花絶景スポット2022

バラ、コスモス、コキア、今咲き誇る秋の花を堪能する

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Yoko Fukushima
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タイムアウト東京 > Things to do >東京から日帰りで楽しめる、秋の花絶景スポット2022

秋の訪れを感じられる9月は、連休もあり、旅行や外出には最適な時期だ。ここでは、東京から日帰りで行ける、コスモスやコキアなど秋に美しく咲き誇る花の名所や、この時期にしか見られない美しい絶景を紹介しよう。美しい日本の秋を堪能してほしい。

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巾着田曼珠沙華公園

埼玉県日高市西部にある「巾着田曼珠沙華公園(キンチャクダマンジュシャゲコウエン)」で、3年ぶりとなる「巾着田曼珠沙華まつり」が9月17日(土)〜10月2日(日)に開催される。

曼珠沙華は彼岸花(ヒガンバナ)とも呼ばれる多年草の植物で、秋の彼岸の頃に反り返った鮮やかな赤い花を咲かせる。クモが足を広げたようにも見えることから、英語では「Red Spider Lily(レッドスパイダーリリー)」と呼ばれている。

約500万本の曼珠沙華が赤いじゅうたんを敷き詰めたように咲き誇り、その神秘的な景色は「圧巻」の一言だ。園内を散策するもよし、カメラ片手に色鮮やかに咲き誇る花とじっくりと向き合うもよし。思うがままに秋を満喫しよう。

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国営ひたち海浜公園

春に見頃を迎えるネモフィラをはじめ、さまざまな季節の花を楽しめる「国営ひたち海浜公園」。秋の主役は約3万3000本のコキア(和名「ほうき草」)だ。広大な「みはらしの丘」では秋の深まりとともに緑から赤へと徐々に変化していき、やがて燃えるような赤へと染まっていく。

近くで見ると、モフモフとした見た目がかわいらしいが、丘一面に広がるグラデーションは圧巻の美しさだ。

2022年10月1日(土)~30日(日)には「コキアカーニバル」が開催され、マーチングバンドの演奏やさまざまなグルメが楽しめる。

さらに、コキアと一緒に約313万本のコスモスも鑑賞できるのもこの公園ならでの魅力だ。

見頃: 9月下旬〜10月中旬

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昭和記念公園

東京ドーム約40個分と首都圏最大級の公園では、秋になると、桜のようなピンクの花を付けたコスモスが園内を埋め尽くす。

この公園ではピンクや白のコスモスのほか「キバナコスモス」というオレンジ色や黄色のコスモスも楽しめる。

見頃になる時期には「コスモス祭り」も開かれる。園内はとても広いので、全てのコスモス畑を見て回るには、レンタルサイクルや園内を走るパークトレインを利用するといいだろう。

遠くまで広がる色とりどりのコスモスに囲まれて、別世界を訪れたような感覚を味わってみよう。

9月10日(土)〜10月23日(日)に「コスモス祭り」が開催。

仙石原高原

箱根の金時山のふもとに広がる「仙石原高原」は、関東一の規模を誇るススキの名所で、箱根の秋の風物詩の一つとなっている。

毎年9月下旬頃から見頃を迎え、10月中旬以降は緑から黄金色へと秋色に変わり、幻想的な雰囲気を作り上げる。

背丈ほどのススキ畑の草原を貫く遊歩道を歩けば、ノスタルジックな気分に浸れるだろう。遊歩道は一本道で約700メートル。往復しても、30分ほどで見て回れる。

ススキは時期それぞれに美しさがあり、初冬を迎えるまでの長い期間楽しめるので、何度も訪れて違った色合いのススキを観賞するのもいい。

周辺には「箱根ガラスの森美術館」や「ポーラ美術館」といった自然とアートが調和した美術館もあるので、ぜひ一緒に巡ってみてほしい。

見頃:9月下旬頃〜11月下旬

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いばらきフラワーパーク

「花を愛で、自然を感じ、五感を取り戻す。『見る』から『感じる』フラワーパークへ」をコンセプトに、2021年4月にリニューアルオープンした「いばらきフラワーパーク」。10月中旬からは、約900品種の秋バラが見頃を迎える。春バラと比べると花の色が濃く、より強い香りを持っているのが特徴だ。

注目は10月15日(日)から初開催するバラのライトアップ。昼とは違ったバラの魅力を堪能してほしい。 

このほか、園内の「アトリエ ローズ ファーム」では、「100の体感」と題して、季節ごとに自然や文化を体感できる。5種類の香りが楽しめる「香りのバラ」や、バラの甘い香りと美しさに包まれながら散策できる「バラのトンネル」など、見どころ満載だ。

茨城県八郷の食材を生かしたレストランもあり、カフェやマーケットも充実している。

那須フラワーワールド

標高約600メートルから那須高原を見渡せる、抜群の立地にある「那須フラワーワールド」。ここは秋になると、300万本の赤、黄、ピンクの色鮮やかな暖色系のケイトウが緩やかな斜面に咲き乱れる。ケイトウは漢字では「鶏頭」と書く。花房が鶏のトサカのような形をしているのが、名前の由来だ。
 
また、同時期には寒色系のブルーサルビアも見頃を迎え、そのコントラストはまるで虹のように美しい。

5ヘクタールの敷地には、休憩所やソフトクリーム、ソフトドリンクなどを提供するテイクアウトのショップも併設されている。初秋の那須高原で、幻想的な風景に浸ってみては。

もっと秋を満喫する……

  • トラベル

日本の秋の風物詩といえばモミジやイチョウの紅葉だが、キラキラと風に揺れるススキも秋を代表する植物の一つ。背の高いイネ科のススキは夏場は緑色、秋になると金色や銀色に姿を変える。最近では都内近郊のススキの名所として、箱根の仙石原などの風景がInstagram上で話題になっているようだ。

ここでは、見ごろを迎えたススキ畑でのんびりと過ごせる人気スポットを紹介する。週末は季節の移り変わりを感じ、秋風に波立つススキ草原を探しに出かけてみよう。

  • アート

2022年の秋、人気アニメや有名漫画の大規模展示が開催される。9〜10月のおすすめは、「幽☆遊☆白書」で知られる冨樫義博の画業35年を記念した展覧会や、平成生まれには懐かしい「金色のガッシュ!!」など。ダークファンタジーの大作「ドロヘドロ」の原画展へ赴くのもいいだろう。

緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作の裏側をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。

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  • 音楽
  • 音楽フェスティバル

今年は多くの音楽フェスティバルが3年振りに復活し、海外アーティストの出演も日常になってきている。秋にも久しぶりに開催される都市型フェスなど、さまざまな野外フェスの情報が届いている。

暑さも和らいだ秋の野外イベントは、汗ばむこともなく一日を通して心地よく過ごせることが魅力。しかし、夜には冷え込むこともあるので、きちんと防寒することを忘れずに楽しもう。

イベントは随時追加していくので、チェックしてほしい。

  • Things to do

例年、仮装する人やジャック・オー・ランタンを模したスイーツやデリなどが街を彩り、異様な盛り上がりを見せるハロウィン。

この記事では、日本各地のテーマパークで行われるハロウィンフェスティバルを紹介しよう。「東京ディズニーランド」や、「サンリオピューロランド」、大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」など、いずれも心ときめく取り組みばかりだ。アトラクションやイベントはもちろん、フードやスイーツでハロウィン気分を満喫してみては。

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  • レストラン
  • パティスリー・洋菓子屋

古代ケルトが起源と考えられている10月31日の祝祭「ハロウィン」は、家族のもとへ帰る死者の霊に混じって悪霊や魔女が飛び交うと信じられている。しかし、悪霊からいたずらされない方法がある。それが甘い菓子だ。

ここでは、そんな悪霊を吹き飛ばすスイートなアフタヌーンティーを紹介しよう。秋の味覚をふんだんに使用したものや、「魔法使いの学校」がテーマ、黒で統一したスイーツなど、各ホテルの個性ある表現を楽しんでほしい。

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