週末、東京を味わい尽くす5のこと

天丼、もんじゃ、立ち食い寿司など、東京のソウルフードを食べ歩こう

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Shiori Kotaki
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日々の生活に欠かせない食。しかし、忙しい毎日を過ごしていると、ついついコンビニで済ませてしまうという人も少なくないのではないだろうか。今週末は、そんな食生活をリセットするべく、美味しい東京グルメを食べに行こう。ここでは、立ち食い寿司やもんじゃなど、東京を代表する食べ物と、そのおすすめ店を紹介する。

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  • 日本料理

丼ものの定番、天丼。起源は1830年代と言われており、江戸時代から愛され続ける日本の重要な食文化だ。高カロリーフードの代表のような存在の天丼だが、専門店で多く使用されているごま油は、コレステロールを下げる効果のあるリノール酸やオレイン酸、抗酸化作用のあるセサミンなどを含み、意外と健康的。衣ひとつとっても、さくさく食感のものから、たれの染みたしっとりタイプまでバラエティ豊かなので、『東京、天丼18選』を参考に好みの1軒を見つけてみよう。

もんじゃ
  • レストラン

江戸時代後期の文字焼きが語源とされる東京名物のもんじゃ焼き。江戸の下町で進化を遂げ、明治の初めには現在の形が確立したそうだ。1980年代に起ったもんじゃブームで、月島にはもんじゃストリートが登場。今でも約75店が軒を連ねている。『東京、もんじゃ5選』では、月島と浅草の老舗をはじめ、蜂蜜入りもんじゃを提供する独特の店なども紹介している。

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高級日本料理の代表格というイメージが強い寿司だが、もともと握り寿司は、せっかちな江戸っ子のために生まれた屋台の味。当時のファストフードと言える存在だった。現在では回転寿司という選択肢もあるが、『東京、立ち食い寿司10選』では、本来の姿に立ち返り、東京の美味しい立ち食い寿司を紹介する。

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  • 清澄

江戸時代、漁師の町として栄えた深川。特に、良質のアサリやカキが沢山獲れ、当時の漁師は、アサリや長ネギ、豆腐を煮たすまし汁を、冷や飯にかけた「ぶっかけ飯」を仕事の合間に食べていたのだという。この漁師飯こそが、現在の深川めしのルーツとなる食べ物だ。一方、新鮮なアサリが安価で手に入った深川の家庭では、アサリの炊き込みご飯が広く普及。深川めしのルーツ自体は「ぶっかけ」と言われているが、この炊き込みご飯を、深川めしとして提供している店も多い。定番の深川めしを味わいたければ、深川宿 富岡八幡宮がおすすめ。独自に開発した進化系にチャレンジしたい人は、膳処天ぷら片山に行ってみよう。また、せいろ蕎麦とのセットで楽しみたい人は、長寿庵 蕎匠をチョイスすると良い。

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東京ばな奈パンダ
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東京土産の定番、東京ばな奈。上野駅や東京駅、大丸東京店、東京スカイツリーに入ったいくつかの店舗では(詳しい販売店はこちらをチェック)、上野動物園の新しいアイドル誕生を記念した、パンダ模様のスペシャルエディションを販売している。ふわふわの生地に包まれているのは、バナナ風味のヨーグルトクリーム。食後のデザートも忘れずに買って帰ろう。

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