東京、フラワーショップ8選

春の贈り物に選びたい、花や植物のおしゃれなギフト

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Hisato Hayashi
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テキスト:阿部仁美

出会いと別れの季節である春。3月から4月にかけては、ホワイトデー、卒業・入学式、入社に転勤、引っ越しなど人生の転機ともなるイベントがめじろ押しだ。そんな季節を彩る鮮やかな花や美しい植物は、贈り物に定番の品。定番だからこそ、そこには個性や気持ちをしっかりと込めることができる。

この記事では色とりどりの花はもちろんのこと、ユニークな『金魚ブーケ』やリングピローを作るグリーンショップ、ドライフラワーの専門店などセンスの光るショップを紹介する。予算内でお任せする花束もいいけれど、自分で一輪一輪思いを込めて選ぶのも乙なもの。気の利いた言葉の代わりに、見た目にも鮮やかなフラワーギフトはいかがだろう。

イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー 中目黒店
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  • 中目黒

中目黒、代々木上原、蔵前の都内人気エリアに店舗を構える、花と緑の専門店、イクス フラワーショップ アンド ラボラトリー(ex.flower shop & laboratory)。花の廃棄ロス問題を解決へと導くD2Cフラワーサービス『Lifft』も運営しており、時代の最先端をいく花屋だ。

イクスで人気があるのは、味わい深いくすんだ色味の花。大輪のブーケから気軽に贈れる花束まで、ほかでは作れない洒落た色合いがセンスの良さを引き立てる。ギフト用のブーケは3,000円から5,000円のものが中心だ。中目黒店の建物1階にはブルーボトルコーヒー 中目黒カフェがあり、散歩がてら美しい花と緑を楽しむこともできる。

コション
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青山学院大学のほど近くの建物屋上にあるコション(cochon)。店名は直訳するとフランス語でブタの意味だが、くしゃみのようなかわいらしい音の響きからとったそう。 人気商品は3,000円代、5,000円代から注文できる『金魚ブーケ』。クリアシートでブーケをすっぽりと覆い、持ち運びやすい下げひものついた様子が、屋台の金魚を持ち帰る袋に似ていることから名付けられたもの。

1輪からの購入も可能なほか、ポップアップや展示会などにも花を提供している。空に近い屋上でゆったりと花を選んでみよう。

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ザ ダッフォディルズ フラワーショップ
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  • 学芸大学

東横線の人気エリア、学芸大学にあるザ・ダッフォディルズ(the.daffodils.flowershop)は、住宅街にひっそりとたたずむ温かみのある花屋。

3,000円で作れる花束は、花だけでなくグリーンも入れることで互いの存在がより美しく際立ち、シンプルながらも技のある、まさに芸術作品。おすすめを聞くと、カフェラテ色のバラなどその日店内にある花からさまざまな組み合わせを提案してくれる。花束も華美な装飾はなくナチュラルな装丁で、あくまでも主役は花といった正統派だ。

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鉢と植物を組み合わせ、空間をデザインするインテリアグリーンショップのトランシップ(TRANSHIP)。グリーンだけでなく鉢も豊富に取りそろえ、どの植物をどの鉢に入れようか、贈る相手を思いながら選ぶことができる。購入後もメールで育て方の相談ができるため、植物と長い付き合いをしたい人に贈るギフトとしておすすめだ。

1,500円以内で買える気軽なセットのほか、表参道にあるトランシップジュエリー(TRANSHIP JEWELRY)で買ったジュエリーケースを持ち込むと、リングピローを小さなグリーンで作るというしゃれた演出まで楽しめる。

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ディリジェンスパーラー
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  • 表参道

表参道ヒルズの地下にあるディリジェンスパーラーは、花束はもちろんのこと、フラワークリアバッグが人気の花屋だ。

フラワークリアバッグは一輪だけのサイズから、ブーケは1,500円程度の小さいものから好みと予算に合わせて作成できる。店頭では一輪300円程度から、ブーケやアレンジメントも15分程度で作ってくれるため、仕事帰りなどにも立ち寄りやすい。「花束はありきたりだな」と思う人も一目置いてしまうほど、センスの良さは脱帽ものだ。

EW. ファーマシー
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  • 渋谷

代々木上原のフラワーショップ、エデンワークス ベッドルーム(edenworks bedroom)を手がけるフラワークリエーターの篠崎恵美によるドライフラワー専門店。店舗の装飾や広告、ファッションなど多岐にわたる仕事のなかで、花を捨てなくてはならない場面が多かったことから、ドライフラワーをつくることを思い付いたという。

ファーマシーという名の通り、調剤薬局をコンセプトにしたというミニマルなデザインの店舗では、薬を調合するように花を選び、オリジナルミックスを作ることができる。花は1本1本きれいに色が残るよう乾燥させ、植物によって染色やペイントなどの加工を施している。

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ドゥフト
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  • 世田谷区

2両しかない小さな路面電車、世田谷線の松陰神社前駅から徒歩5分ほどの場所にある花屋。 花束はもちろん、切り花一本から器に花を活けたアレンジメントまで相談できる。ドゥフト(duft)の花は、思わず息を飲んでしまうような華やかな色合いが特徴的だ。花束はもちろん、花に負けない鮮やかな花瓶に切り花を一輪、というプレゼントも粋ではないだろうか。 ブーケは配送の場合は3,500円から、アレンジメントは器代を含め5,000円から受け付けている。

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スタンダードな観葉植物に加え、珍しい多肉植物、赤松の幼木などバリエーション豊かに取りそろえられているネオ・グリーン(NEO GREEN)。まるで植物園のようにさまざまな植物がそろうほか、カトレアや野いちごなどかわいらしい花もひっそりと置かれている。

店内にはバッハ(BACH)の幅允孝によるディレクションの『みどりと気付きの書棚』というブックコーナーが設けられており、園芸書ではなく植物を基軸にすえたビジュアルブックや哲学書、絵本、漫画など、「植物をきっかけにして人生について考える」ための本がセレクトされている。

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