クンバ ドゥ ファラフェル
クンバ ドゥ ファラフェル

東京、ファラフェル10選

広尾、溜池山王、江古田、神泉で美味しいファラフェルに出会う

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Time Out Tokyo Editors
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すり潰したヒヨコマメ(ソラマメを使う地域もある)にハーブやスパイスを加え、丸く成形して素揚げしたファラフェルは、地中海沿岸、中東諸国で幅広く愛されている定番フード。植物性の素材だけで作られているのに、非常に食後感が高く、前菜やおつまみとして、また一口大のファラフェル数個と、野菜、フムス、タヒーニ(ゴマソース)などの具材とともにピタパンで挟み、ファラフェルサンドイッチとして食されることも多い。

ここでは、東京都内でおいしいファラフェルが食べられる店を10軒紹介する。カリッと揚がったファラフェルは、ザクザクした表面の食感と中のふわっとした食感の対比が楽しいだけでなく、スパイスの香りがきっちりきいており、手頃でいてヘルシーなファストフード。お気に入りの一軒を見つけてみてほしい。

  • レストラン
  • 神泉
  • 価格 1/4

渋谷近くでファラフェルが食べたくなったら、オシャレな店構えのファラフェル専門店 クンバ ドゥ ファラフェル(Kuumba du Falafel)に行こう。駅からは15分と少々時間がかかるが、それだけ歩く価値がある店だ。ファラフェルサンド(1,200円、ハーフ880円)はとにかく具沢山。薄めのピタパンに、揚げたてのファラフェル、何種類もの生野菜、焼きナス、フムスなどが入っている。たっぷりと入った色とりどりの野菜が美味しく、新鮮。少し辛めなスパイシーソースをかけて味わうのがおすすめ。ランチセットについてくるレンズマメのスープもスパイシーで美味。

ピタ・ザ・グレート(PITA THE GREAT)
  • レストラン
  • 溜池山王
  • 価格 1/4

腹いっぱい食べたいときはここ、1993年から営業しているピタサンド専門店 ピタ・ザ・グレート(PITA THE GREAT)に行こう。東京におけるファラフェルの老舗的存在の店だ。どこのファラフェルもひとつ食べれば腹いっぱいになってしまうのだが、この店は通常の2倍以上の大きさ。ファラフェルサンドは『ビッグピタ』(900円)という名前で、揚げたオニオンもしくはポテトのトッピングもプラス80円でできる。特筆したいのは注文を受けてから、大雑把にかたちどられて揚げられるファラフェルのワイルドさと、渡されたときにずしっと重みを感じるほどの容量だ(サンドには、大きめのファラフェル、ザワークラウト、タヒーニソースが入っている)。これは、店主の「お客にお腹いっぱい食べてほしい」という思いから。オープン時間は店主の気の向くまま、材料がなくなり次第終了するので、昼時に行くのをすすめる。

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  • レストラン
  • ベジタリアン料理
  • 六本木
  • 価格 1/4

野菜をふんだんに味わいたかったら、六本木のアマンド近くにある、テイクアウトのファラフェルショップ、ファラフェルブラザーズ(FALAFEL BROTHERS)に行こう。オーダーが入ってから揚げるファラフェルと新鮮な野菜がもちもちのピタパンに挟まれたサンドはなかなかの食べ応え。メニューには、ファラフェルサンド(900円、ハーフ500円)や、ファラフェルの乗ったサラダボールのほか、なかなか見ることのないイスラエルのビール『マカビー』などを揃える。同店ではサンドやサラダの具材を選べ、きんぴら、ピーツ、キャロットラベなど旬の野菜を取り入れた具材を10種類ほど用意している。ファラフェルのつなぎには、小麦粉を使用しておらずグルテンフリーである。ベジタリアンの日本人オーナーが経営しており、安心で気軽に食べられる料理をモットーとしている。

  • レストラン
  • 恵比寿
  • 価格 2/4

フレンドリーな店主と会話を弾ませたいなら、カジュアルなイスラエル料理レストランタイーム(TA-IM)がおすすめ。ランチは6種類のピタサンドのみの提供で、ファラフェルピタサンド(1,180円)や、シュニッツエルピタ(1,280円)など。ディナーではババガヌーシュ、マッブッハなど、中近東の定番料理が並び、イスラエル・ビール『マカビー』、イスラエル・ワイン『ヤーデン』など珍しいアルコールもあり夜も賑わっている。ヘブライ語で「おいしい」を意味する店名の通り、オープンな雰囲気で絶品のイスラエル料理が味わえる。

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エジプト料理 Deli Shop うちむら
  • レストラン
  • 東北沢
  • 価格 1/4

心落ち着きたいときは、東北沢駅でひっそりと営業しているDeli Shop うちむらに行こう。エジプト人の夫をもつ日本人女性が店を切り盛りしており、家庭的な雰囲気がある。ここで味わえる南エジプト風のファラフェル(540)は、ヒヨコマメの代わりに乾燥ソラマメを使っており、しっとりした味わいだ。そのほかのテイクアウトメニューには、ラムやチキンのシシケバブ、エジプト風カレー、唐揚げ弁当なども用意。もとは肉屋だったという店内は狭く、8人ほど入れば満席なので、晴れの日はテイクアウトして、近くの北沢公園で食べるのもいいだろう。

  • レストラン
  • 田町
  • 価格 1/4

豊富なイスラエル料理をチープに味わいたいときは、デビッド・デリ(DAVIDS' DELI)に行こう。東ヨーロッパの影響を受けたフムスやシャクシューカなど本格的なユダヤ料理が揃う。もちもちのピタパンに、イスラエルから取り寄せたハーブを混ぜたファラフェルが入った『ファラフェルピタ』(680円)はランチにちょうどいい大きさ。イスラエルワインなどのアルコールが充実しているのもポイントが高く、独自に輸入しているというイスラエルの名ビール『ゴールドスター』が東京で飲めるのはこの店だけだろう。白金高輪という立地だが全メニューが比較的良心的な価格なのもうれしい。

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  • バー
  • カフェバー
  • 渋谷
  • 価格 1/4

アフリカ音楽と食を楽しみたいときは、ロス・バルバドス (Los Barbados)がおすすめ。アラブ、アフリカなどのちょっとマニアックな国々の料理を楽しめる、宇田川町の小さくかわいい隠れ家だ。ここに来たら『ファラフェル』(600円)の単品もいいが、アラブ風野菜惣菜盛合せベジタリアンマッツァ』(1,100円)をすすめたい。惣菜が6種類ついたプレートでピタパン、ヨーグルトソース、ファラフェルを自分で自由にサンドして味わえる。自然派ワイン、ラム酒、カルヴァドス、バスクの食後酒など、アルコール類の品揃えも充実しており、昼から夜まで通しで営業している。ランチ、1人で飲みたい時などに使いやすい店だ

シャマイム(SHAMAIM)
  • レストラン
  • 江古田
  • 価格 1/4

イスラエル料理を食べ放題で味わい尽くしたいときには、江古田駅すぐ近くにあるイスラエル料理店シャマイム(SHAMAIM)に行こう。2,400円で代表的な料理を食べ放題で楽しめるコースがある。特にコースに含まれているファラフェルが美味しい。自家製のハリッサ(唐辛子ペースト)や、タヒニ、イスラエルサラダなどと一緒にピタパンで挟んで食べよう。単品メニューのテイクアウトも行っている。

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  • レストラン
  • 原宿

現れては消える、特別な店を探したいときはパパガヤデリ(papagayadeli)を見つけよう。イスラエル出身のシェフが切り盛りする移動販売のデリだ。ピタパンにファラフェル、たっぷりの野菜とタヒニソースをかけたファラフェルサンドをはじめ、イスラエルの定番料理であるシュニッツェルやシャクシュカ(タマネギやパプリカなどをトマトソースで煮込み、卵を落としたもの)を盛り込んだランチボックスなどもある。12種のハーブとスパイスを加えて作るというファラフェルは美味い。スケジュールはTwitterで要確認。

アルミーナ (ALMINA)
  • レストラン
  • 神田

地中海沿岸の料理に特化した神田のアルミーナ (ALMINA)。とくにパレスチナの料理を多く取り揃えているのがユニーク。ランチの『ファラフェルセット』(950円)は、団子型のファラフェル3つと、フムス、キャロットラベ、チキンスープなどがついたお得なセットだ。ファラフェルには、タヒーニソースとスマック(酸味が特徴的な中東由来のスパイス)がかかっているのが特徴。

本場を旅する……

テルアビブでしかできない10のこと
  • トラベル

地中海に面したリゾート地にして、イスラエルの経済や文化を牽引する、中東でも有数の国際都市テルアビブ(Tel Aviv)。先進的な文化都市の例に漏れず、ゲイフレンドリーな街としても有名な同地は、イスラエル内の他都市と比べて宗教色も薄く、様々な観光客が訪れる観光地になっている。

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