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東京、インドチキンカレー5選

老舗や激戦区の名店、とにかくおいしいカレーを食べる

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Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、インドチキンカレー5選

カレーに使われるスパイス、例えばジンジャー、ターメリック、カルダモン、ナツメグ、シナモン、クローブなどは、発汗作用で新陳代謝を高め、食欲を増進させる作用などが共通している。その上、胃腸の働きを高めて疲労を回復する力まであるのだから、寒暖の差が激しく体力を奪われがちなこの季節に、積極的に食べたい料理の一つだ。

家庭のカレーやタイカレー、欧風カレーなど、種類もたくさんあり好みも分かれるところだが、ここではインドのチキンカレーにこだわり、老舗から激戦区までの5店舗を紹介する。

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  • レストラン
  • インド料理
  • 銀座

カジュアルに北インド料理を味わえる同店では、伝統料理をベースにした「伝統のバターチキン」(1560円、以下全て税込み)がおすすめだ。国産のひな鳥を使用したタンドリーチキンをトマトベースのルーに惜しげもなく投入し、フェネグリークリーフとも呼ばれるドライハーブ「カスリメティ」を配合したスパイスを使い、辛さをおさえながらクリーミィなコクを出している。

ガーリックナンでシュレットチーズを包んだ「チーズクルチャ」と一緒に楽しんでほしい。

  • レストラン
  • インド料理
  • 神保町
  • 価格 1/4

日本の米に合うサラサラのルーに、じゃがいもが丸々2つと、鶏肉がごろごろと入った看板メニューの「チキンカレー」(1,000円)がおすすめだ。

鶏ガラと牛スジ、そしてキャベツや玉ねぎ、人参、生姜などの野菜をたっぷり2時間ほど煮込んだスープは、動物系のコクに野菜の優しさが広がり、香辛料の邪魔をしない透明感のある仕上がり。さらにリンゴやマンゴーの果物を使うことでほのかな甘みもプラスされている。

とはいえ、一口食べれば、結構辛い。辛いのだが止まらない。お皿たっぷりに盛られたコシヒカリが、あっという間にルーと絡まり喉を滑り込んでいく。具のじゃがいもが大きめなのは、そんな辛味の引き立つルーとじゃがいもの甘みがマッチするとの考えからだ。

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  • 大森

数々の有名店で腕を振るったシェフが提供する「ムグライ料理」は、北インドの貴族向けの料理で、ナッツ、生クリーム、ギーやふんだんに用いられるスパイスの香りが特徴だ。

定番のバターチキンカレーはトマトの酸味がきいた仕上がりで、ホウレンソウやエビのカレーはクリーミーで濃厚。少し変化をつけたいときは、南インドの要素を取り入れたスパイシーチキンカレーを試してみるのもいいだろう。

タンドール(インド式の円筒型の窯)の扱いに長けたシェフが調理するナンやタンドーリーチキン、シークカバブも絶品だ。

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  • 東銀座
  • 価格 1/4

訪れた客の90%以上が注文するのは看板メニューの「ムルギーランチ」。約7時間かけ、持ち上げるとホロホロと崩れそうなくらいにまで柔らかく煮込んだ鳥の骨付きモモ肉に、マッシュポテトとボイルしたキャベツが盛りつけられたボリューム満点のひと皿。肉と野菜、そして岩手産の米を使用したターメリックライスをスプーンで混ぜて食べてほしい。

全ての食材を混ぜることで、スパイスのきいた辛めのルーに野菜やご飯の甘さが溶け合い、相乗効果で味わいが増す。ランチと名付けられているが、昼夜注文することができる。

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  • 青山
  • 価格 2/4

個性的なセレクトショップやオープンカフェなどが立ち並ぶ青山骨董通りにあるインド料理店。白を基調としたモダンな店内では、インド5つ星レストランで修業したシェフが腕を振るう。

シターラの人気メニューは、北インド料理の定番「バターチキン」。タンドール釜で焼いた骨なしチキンを、見た目も鮮やかなトマトベースのルーで煮込む。トマトの爽やかな酸味と甘さを生かしながらもしっかりとしたコクが舌に残るのは蜂蜜を使って煮込むためだ。調理過程でほぼ油を使わないため、おいしいのにヘルシーなのもうれしい。ランチはこのバターチキンを含む6種類のカレーから選べるセット(1,200円から)を用意。ディナーは単品で1,350円からだ。

「日本の人たちにインドの知られざるおいしい料理をたくさん食べてほしい」という思いからシーズナルメニューにも力を入れている。カツオのスパイシータンドール焼きやそら豆の詰め物焼きなど、聞いただけで喉を鳴らしてしまうようなタンドール料理を堪能してほしい。

もっとカレーを味わう……

  • レストラン

イギリス人がインドの煮込み料理をカレーと名付け、明治初期に日本に伝えて以来、絶え間ない進化を続けたカレーは、日本の国民食として確固たる地位を築き、一つの料理としてくくりきれないほどの存在となった。東京でも数えきれないほどの店がカレーを提供しており、タイムアウト東京でもエリアごとや、ジャンル別などで何度も特集を組んできたが、全体を捉えることは、実に難しい。

ここでは、発祥の地、インドのカレーをメインに据え、タイカレーや、日本のカレーの礎となった「欧風カレー」などをジャンルごとに紹介。カレーマニアの読者にとっては、ジャンル分けやセレクトに異論も多数あることと思うが、これを一つの基準として東京のカレー探索に勤しんでほしい。

  • レストラン
  • インド料理

古書店探訪で知られた神保町だが、大学や出版社、企業のオフィスも多く、実は飲食店がとても充実した街でもある。中華にビストロ、海鮮居酒屋からカフェまでジャンルも豊かで、ランチは軒並み1,000円以下が当たり前。神保町での食べ歩きは非常に楽しい。

中でもカレーは名店が集まっている。神保町でカレーが食べられる店は400軒以上あるともいわれており、スパイスがきいた本格的なインドカレー、濃厚な欧風カレー、さらっと食べやすいが後を引くスープカレー、ハーブとココナッツミルクたっぷりのタイカレー、オリジナリティーあふれるカフェのカレーなど……目移りするほどあらゆるタイプのカレーが味わえる。

地元のカレーフェス「神田カレーグランプリ」(2011年から毎年開催)常連の店を含め、人気店や個性あふれるカレー店を紹介する。辛さの度合いが自分で選べる店も多く、バリエーションは無限。神保町カレー全制覇までの道のりは果てしなく遠く、またワクワクするだろう。

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渋谷は、昼夜と問わず多くの人であふれ、若者の街として最先端かつ多様なカルチャーが生まれる街だ。そんな渋谷には、隠れたカレーの名店がひしめいている。ここでは、ランチやディナーに利用したい、カレー好きの間では言わずと知れた名店、インドのゴア地方で生まれたカレー「ポークビンダルー」の専門店など、個性豊かなレストランを紹介する。

  • レストラン

全国一の乗降客数を誇り交通の中心を担う新宿は、学生やサラリーマン、ビジネスや買い物目的に県を跨いで訪れる人も多く、多種多様な人々でにぎわう街だ。そんな新宿には、数多くのカレー店が存在するが、その中からベストなお店を見つけることは容易ではないだろう。

ここでは、長年愛される老舗やランチにピッタリな本格派インドカレーなど、訪れてほしい店を紹介する。

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