1フロア丸ごとウェルネスフロア、ウェスティンホテル横浜がオープン

みなとみらい21地区、アフタヌーンティーやSDGsを意識したレストランも

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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近年開発が急速に進んでいる横浜みなとみらい。そのみなとみらい(MM)21地区、桜木町駅や高島町駅から徒歩圏内に位置する場所に、2022年6月13日、ウェスティンホテル横浜が開業した。コンセプトは、「SDGs」と、「よく食べる(Eat Well)」「よく動く(Move Well)」といった6つの「ウェルビーイング」で、それを体現するかのように、5階には1000平方メートルものウェルネス専用フロアが広がっているのが特徴だ。

The Westin Yokohama
ウェスティンホテル横浜

アメリカのマリオット・インターナショナルが運営しており、日本国内でのウェスティンブランドは6軒目。地上23階建て373室の建物のオーナーは積水ハウス、設計はロンドンの大手建築設計事務所のG.Aデザインが手がけている。以下、その詳細を紹介していこう。

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オープニングセレモニー

ウェルネス専用フロア

5階にある同フロアには、4室のトリートメントルームを備え、同ホテルの名を冠したスパとして国内初となるヘブンリースパ・バイ・ウェスティン(Heavenly Spa by Westin™)が入っており、専門のセラピストによるトリートメントが受けられる。

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ヘブンリースパ・バイ・ウェスティン

ほかにも、長さ20メートルの屋内温水プールやサウナ、ファンクショナルトレーニングのリーディングカンパニーであるTRXの最新機器などをそろえたウェスティン ワークアウト・フィットネススタジオ(Westin WORKOUT® Fitness Studio)なども併設、総合的に「よく動く(Move Well)」を実践できる環境が整っている。

The Westin Yokohama
屋内温水プール
The Westin Yokohama
ウェスティン ワークアウト・フィットネススタジオ

同フロアには、緑豊かな庭園と高層ビルに囲まれたウェスティンガーデンもあり、ウェルネス体験の合間に市内屈指の眺望を楽しむこともできそうだ。

客室

部屋は、42平方メートルのデラックスダブルや84平方メートルのエグゼクティブスイートキングなど10種類。全てに、シモンズとウェスティンが共同開発した『ヘブンリーベッド』の次世代モデルを導入、ウェルビーイングの一つ「よく眠る(Sleep Well)」を体現する。

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コーナールームキング

一部の部屋からは、天井から床まで広がる窓を通して横浜の町並みや横浜港の景色が楽しめるほか、室内に用意されている飲料水にはノルダック(NORDAQ)のリサイクルボトルを使用。ペットボトルを使わず、環境にも配慮しているのもうれしい。消費エネルギー抑制を目指して、全客室の温度を検知して使用電力を最低限に抑える最新型センサーも導入されている。

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エグゼグティブスイートキング

レストラン、バー

レストランはブラッスリー・デュ・ケ(Brasserie Du Quai)、喫水線(キッスイセン)、アイアン・ベイ(IRON BAY)の3店舗で、いずれも「地産地消」を掲げて神奈川県の食材を使っている。ブラッスリー・デュ・ケでは、洗濯などによる環境負荷を考慮してテーブルクロスを使わないカジュアルフレンチを提供するほか、直火焼きグリルが味わえるアイアン・ベイにはプライベートダイニングが設けられ、少人数での親密な集まりにも利用できる。

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ブラッスリー・デュ・ケ

さらに、23階に位置するロビーラウンジには、スイーツを味わえるシュガー・マーチャントや趣向を凝らしたカクテルなどが楽しめるコード・バーが隣接。シュガー・マーチャントでは、横浜港に想を得た船型のケーキや、季節に合わせたアフタヌーンティーを提供している。

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ロビーラウンジ

コード・バーの「コード」とは、ウェスティンホテル横浜の郵便番号である「220-0012」をはじめとした郵便番号にちなんでおり、ユニークなミクソロジストやモクテル、料理などが堪能できる。19世紀以来、郵便制度、特に海外との郵便は横浜開港と密接な関係を持っていることから、横浜ならではのヴェニューといえるだろう。

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コード・バー

なお、レストランやバーは一般の利用者も利用できるが、ウェルネスフロアは宿泊客専用となっている。

ほかにも、Marriott Bonvoyプラチナメンバー以上などを対象とした467平方メートルにもわたるクラブラウンジなどの施設も有している。ウェルネスプログラムとラグジュアリーな体験、両方とも楽しみたいなら、横浜でこれ以上の場所は望めないだろう。一度訪れてみては。

ウェスティンホテル横浜の詳細はこちら

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