リラックス効果大、僧侶が般若心経をビートボックスで表現

テクノやアンビエント、サイケデリックなパフォーマンスを公開

Emma Steen
テキスト:
Emma Steen
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全世界でマインドフルネスの活用が注目され、瞑想(めいそう)や座禅に挑む人が増えている。そんななか注目されているのが、僧侶でありながら音楽パフォーマンスも行う赤坂陽月だ。岩手県の寺院で現役の僧侶を務める赤坂は、仏教と音楽のコラボレーションをユニークに実現。伝統的な法衣に身を包みながら、般若心経をビートボックスで表現するYouTube動画は、300万回もの再生回数を記録した。

この動画では赤坂がお経を唱えながら、自身の声によるビートボックスとループマシンだけでさまざまなサウンドを奏でている。癒やし効果と同時に、高揚感も感じることができる不思議な動画だ。ここ最近では『Buddha Meets Psychedelic Vision』『Buddha meets Techno』など、さらなるアレンジを加えたパフォーマンスも公開。

実際に瞑想や座禅に使えるミックスは、特に人気がある。 赤坂は僧侶である父親を継ぐため、2015年に出家した。僧侶になる前は舞台俳優として活動し、海外でビートボックスのバスキングも経験している。過去に積み重ねてきたスキルと、音楽への情熱が仏教の世界に重ねられた結果、赤坂にしか表現できない独自のサブジャンルが誕生したと言えるだろう。

赤坂のYouTubeページには、このほかにもさまざまなパフォーマンス動画がアップロードされている。定期的なライブ配信や音楽とトークを織り交ぜたライブ配信なども行っているので、マインドフルネス効果を感じたい人はもちろん、仏教の世界観を広げたいという人もぜひチェックしてみてほしい。 

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