歌川国芳『相馬の古内裏』、弘化2〜3(1845〜46)年
歌川国芳『相馬の古内裏』、弘化2〜3(1845〜46)年

初の歌川国芳専門のミュージアムが岡山県倉敷市にオープン

代表作や国芳門下の約100点を間近に、UKIYO-E KURASHIKI /KUNIYOSHIで

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2021年3月31日、岡山県倉敷市の倉敷美観地区に世界初となる歌川国芳のミュージアム、UKIYO-E KURASHIKI /KUNIYOSHIがオープンした。これは、同地区から浮世絵の魅力を世界に向けて発信するプロジェクト『UKIYO-E KURASHIKI』の第1弾。

歌川国芳(1797〜1861年)は、江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人で、初代歌川豊国門下の出身。30歳を過ぎた頃に中国の伝奇時代小説『水滸伝』を題材にした『通俗水滸伝豪傑百八人之一個(つうぞくすいこでんごうけつひゃくはちにんのひとり)』シリーズで一躍脚光を浴び、「武者絵の国芳」と呼ばれるほどの人気絵師となった。その後は武者絵にとどまらず、役者絵や美人画、風景画、ユーモアあふれる戯画など幅広いジャンルを手がけ、近年では国内のみならず海外でも評価が高まっている。

UKIYO-E KURASHIKI /KUNIYOSHI
UKIYO-E KURASHIKI /KUNIYOSHI

同館では、『通俗水滸伝豪傑百八人之一個』や巨大な骸骨を描いた国芳の代表作『相馬の古内裏』などのほか、国芳の門人で「血みどろ絵」などでも知られる月岡芳年や川鍋暁斎、歌川芳艶ら隆盛を極めた国芳門下の活動にも光を当て、選りすぐりの約100作品を展示するという。

開館時間は10~18時(入館は閉館30分前まで)、休館日は火曜、観覧料は1,300円、学生1,000円、小・中学生500円。

UKIYO-E KURASHIKI /KUNIYOSHIの詳細はこちら

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