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オープンマイクと「スイート演歌」に包まれたアークヒルズの夜

夏の終わりが近づく8月28日の夜、六本木の複合施設「アークヒルズ」内にある「アークヒルズギャラリー」を舞台に、タイムアウト東京が主催するスペシャルイベント「Time Out Summer’s Out」が開催された。
同イベントは事前予約制で、入場無料。来場者は無料ドリンクとともに、暑さを忘れて音楽やフードを満喫。肩の力を抜いて、夏の終わりを楽しむための一夜となった。
この日のプログラムは、東京を拠点に国内外で活動する3組のミュージシャンによるオープンマイクからスタート。シンガーソングライターのMio Rose、ファンクスタイルのトークボックス奏者・Nao Right Now、バイオリニスト兼ボーカリストのOlivia Imamuraがステージに登場した。
トップバッターは、ミシガン州出身で、日本とアメリカを行き来しながら活動するマルチリンガルのMio Rose。アメリカを中心に活動する彼女は、英語と日本語によるオリジナル楽曲を披露した。フォークとポップを融合させたアコースティックギターの力強い演奏で、会場を盛り上げた。
続いて登場したのは、コロナ禍以前に開催していたタイムアウト東京のオープンマイクにも出演していたNao Right Now。R&B、ヒップホップ、ソウル、エレクトロニックミュージックを融合させたグルーヴィーなトークボックスパフォーマンスを繰り広げる。シンセサイザーを演奏しながらトークボックスを操り、ムニ・ロング(Muni Long)の「Made for Me」など近年のR&Bヒット曲も取り入れた。17年にわたるトークボックス奏者としての経験を感じさせるステージとなった。
オープンマイクの最後を飾ったOlivia Imamuraは、バイオリンとライブルーピングを駆使して音を重ねていく。自身を「ルーパー」と称する彼女は、2歳から磨いてきたバイオリンの技術にライブボーカルやエフェクトを重ね、オリジナル曲2曲とカバー曲2曲を演奏した。
その後は、Super VHSと東京ムード会議で活動するDJ Yuki IriokaがDJブースに登場。「東京から着想を得たスイート演歌」をテーマに、演歌やムード歌謡を織り交ぜた選曲で会場を包んだ。演歌やムード歌謡のセレクターとして、どこか懐かしいメロディーの新たな楽しみ方を探求するYuki Irioka。そのプレイは、夏の終わりの六本木に盆踊りを思わせるような、意外性のある情緒的なムードをもたらした。
会場では、大阪発のホットドッグ「大阪ドッグ」も提供された。カレー粉で味付けした炒めキャベツをたっぷり乗せた一品は、手軽に食べられながらも食べ応え十分。ドリンクやステージから流れる音楽、DJのサウンドとともに、ゆったりとした夜を彩った。
例年より早く暑さが落ち着きつつある東京。タイムアウト東京は、この秋もさまざまなイベントを展開予定だ。次回は9月18日(金)に、今回と同じアークヒルズギャラリーで開催する。ぜひ足を運んでみてほしい。
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