Russ & Daughters
Photograph: Shutterstock

ニューヨークの名店ジューイッシュデリがテレビシリーズに

Russ & Daughters創業一家の物語を追う

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
広告

ニューヨークにあるジューイッシュデリ(ユダヤ系デリカテッセン)、Russ & Daughtersを経営する一家を描いた新しいテレビシリーズが正式に制作されることになった。ニューヨーカーなら誰でも知っているように、長年愛されてきたこの店は、ハリウッドで名声を得るのにふさわしいテーマといえる。

この番組は、Russ & Daughtersをニューヨークの食文化の重要な一翼を担うまでに発展させた、移民の物語を掘り下げるもの。4代目店主でいとこ同士である、ニッキ・ラス・フェダーマンとジョス・ラス・タパーが、​​Time Studiosと契約を結び、テレビ化に至った。

Russ & Daughtersは、1914年にオープンした。創業者は、1907年にポーランドからニューヨークへ移住してきたジョエル・ラス。彼はこの店を構えるまで、手押し車でニシンを売っていたそうだ。

同店は1920年に現在地(イースト・ヒューストン・ストリート179番地)へ移転。ラスには息子がいなかったので、3人の娘、ハティ、アイダ、アンに家業を継ぐことを頼んだ。それが店名に「Daughters(娘たち)」とある理由だ。

「Russ & Daughters、つまりこの店のおいしさの世界を構成するキャラクターの物語は、1世紀以上にも及ぶ忍耐、家族、コミュニティー、そしてつながりについての物語です」と、現オーナーたちは、Deadlineが最初に報じた公式共同声明の中で、述べている。

108年の歴史を持つ老舗には、明らかに語るべきことがたくさんある。東ヨーロッパからのユダヤ人移民であるラス一家は、19世紀後半にベーグルを大西洋の反対側に持ち込み、ニューヨークで初めて扱った店の一つとして広く知られている。

今ではスモークフィッシュ、ベーグル、ビアリ(パンの一種)、シュミア(クリームチーズなどのペースト)を求め、地元の人々はもちろん観光客もよく訪れるようになった。一時期、ニューヨークにはジューイッシュデリが1500軒以上あったが、現在では20軒ほどしかないという。

番組の具体的な内容はまだ明らかにされていないが、本店のほかに、オーチャード・ストリートのRuss & Daughters Cafeやブルックリンネイビーヤードに3年前にできたRuss & Daughters Brooklynなど、Russ & Daughtersが生んだほかの店についても探求することになると思われる。

原文はこちら

関連記事

ベーグルの定番トッピング「エブリシング」味のアイスが登場

ニューヨークの名物料理12選

全米最大アジアスーパーチェーンがニューヨークに進出

ニューヨークの最新隠れ家バーは鍵屋兼靴修理屋の奥

ニューヨークで伝説のローラーディスコが復活

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告