全米最大アジアスーパーチェーンがニューヨークに進出

カリフォルニア発の99 Ranch Marketがロングアイランドにオープン

Anna Rahmanan
テキスト:
Anna Rahmanan
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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ニューヨークでアジア系の食材を買い求める人たちは、日系スーパーであるサンライズマートのイーストビレッジ店が閉店したことに、動揺しているだろう。しかし、全米最大のアジア系スーパーマーケットチェーンといわれる99 Ranch Marketの開店が、少しの慰めになるかもしれない。

The Real Dealによると、同チェーンは2022年4月9日(土)、ロングアイランドのウエストベリーにあるSamanea New Yorkモールに、ニューヨーク州初となる店舗をオープンさせる。

ロングアイランド・タイムズは、この新しい広大な店舗には「アジアの乾物、青果、高級肉、鶏肉、魚介、総菜、焼き菓子など、世界中から集められた1万点のユニークな商品が並べられる」とリポート。フードコートも併設され、麺類をはじめ、点心、バーベキュー、ケーキ、スイーツなどの屋台が並ぶ予定だ。まさに、アジア料理をワンストップで楽しる場所といえるだろう。

99 Ranch Marketの本社はカリフォルニア。台湾から移住したロジャー・チェンが、1984年に同州ウェストミンスターに1号店をオープンさせ、現在はアメリカ国内に56店舗を構える。

同社ウェブサイトを見れば、アジア料理の代表的な食材であるパウダーミックス、スープの素、ナッツ類、常備しておきたい缶詰、料理が華やかになる調味料やスパイス、味覚を楽しませるユニークなドリンクなど、どんなものが販売されるかがよく分かるだろう。

長年愛されてきたイーストビレッジのサンライズマートが閉店してしまったことは残念(ほかの支店は健在)だが、その穴を埋める店ができるのは楽しみだ。

原文はこちら

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