アメリカで人気のグリーンショップ、The Sillがウィリアムズバーグに出店

パンデミックきっかけで室内植物市場が拡大

Shaye Weaver
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Shaye Weaver
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アメリカにいくつか店舗を構える人気グリーンショップ、The Sillが2021年10月7日(火)、ブルックリンのウィリアムズバーグに新店舗をオープンすることになった。

The Sillは、ニューヨークですでにコブルヒル、アッパーウエストサイド、ローワーイーストサイドに出店。同市内4店舗目となるウィリアムズバーグでも、ベストセラーである多肉植物、サボテン、熱帯植物、シダなどの鉢植えが販売されるほか、ワークショップスペースやペット用植物コーナーも設けられる。

The Sill
Photograph: courtesy The Sill

パンデミックをきっかけとした室内植物のブームは、ニューヨークにも到来し、この1年半で新たに植物の「親」になった人は増加している。The Sillでもその恩恵は受けており、同社によると、例えばシカゴ店の顧客数は2019年から2020年にかけて73%もアップ。特にZ世代とミレニアル世代の間で植物の売上が急増し続けているという。

The Sillの創業者であるエリザ・ブランクは、2012年に200平方フィート(約18平方メートル)のアパートで同社を設立した。その後、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなどに5つの旗艦店をオープンし、オンラインワークショップを開催やGoopやMadewell、West Elmなどのブランドやショップとの提携で事業を拡大。Instagramのフォロワーは85万人以上だ。

ブランクは、The Sillの人気の理由をタイムアウトシカゴに次のように語っている。「人々は基本的に、植物についてアドバイスを受けることを必要としています。植物について知識を得られ、質問できる場所、そして本当にフレンドリーで親しみやすい環境を求めているのです」

The Sillウィリアムズバーグ店の住所は、ベリーストリート190番地。ソーシャルディスタンスを取りながらの買い物が可能で、カーブサイドピックアップ、ローカルデリバリーも対応している。

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