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渋谷「The SG Club」におまかせカクテルコース専門のバーがオープン

同店3階に新設、フルーツを中心に日本の豊かさが詰まったメニューを用意

Genya Aoki
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Genya Aoki
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The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメント
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世界で最も注目されるバーテンダーの一人こと後閑信吾が手がけるバーザ・エスジー・クラブ(The SG Club)の3階に、おまかせカクテルコース専門のバー「参階 (Sangai)」が、2025年8月6日(水)にオープンする。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメントThe SG Club 参階 – Sangai

ザ・エスジー・クラブといえば、「世界のベストバー50(World's 50 Best Bars)」で、2020年度(10位)、2024年度(23位)と2度にわたり受賞しており、世界から同店めがけて訪れる人が後を絶たない人気店だ。「Guzzle(英語でごくごく飲む)」 と名付けられたカジュアルに楽しめる1階と、ギャングクラブをイメージしたという地下の「Sip(英語でちびちび飲む)」に分かれており、用途によって使い分けられる。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメント

今回オープンするバーは、同店内にさらに階数が増えた形だ。参階のメニューコンセプトは「Terroir × Terroir(テロワール×テロワール)」。日本と海外の異なる2つの土地の素材を掛け合わせ、國酒、旬の食材、世界各地の材料を組み合わせて作り出す「究極のカクテルコース」を提供する。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメント

メニューは、後閑信吾とSG Groupのバーテンダーが日本全国を訪れて厳選したフルーツを中心に組み立てた。コース進行とともに一つ一つすり下ろすなど、丁寧な仕事でカクテルへと仕立て、変化しやすい繊細な風味を損なわず味わえるコースだという。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメント

店内は、屋久杉とオークが随所に使われた8席だけのバースペースだ。和の要素をベースにしつつ、異国感漂う煉瓦作りの壁面や個性的なアート作品が配置され、コースの始まりから終わりまでリラックスした集中を促し、カクテル体験をより豊かに深く楽しめる。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:株式会社SGマネジメント

1セッション90分(9月以降は120分)を基本とした予約制。オープン時は、カクテル5品から成るおまかせコースを基本に、好みでアラカルトメニューやクラシックカクテルを追加できるシステムだ。営業は、水〜日曜(各日18時と20時の2部制)。特設ウェブページで予約を受け付けている。

The SG Club 参階 – Sangai
画像提供:画像提供:株式会社SGマネジメント

今一度クリエーティブの原点に立ち返り、「カクテルで何ができるか」を手間や効率といった制約を取り払い、自由な発想を実践できる場にしていくという。世界最高峰のバーテンダーによる自由なカクテルは一体どのようなものなのか。良い意味で期待を裏切ってくれることは想像に難くないだろう。

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