中野駅前盆踊り大会
画像提供:中野総合研究所

「中野駅前盆踊り大会」が3年ぶりの地上開催へ、ギネス挑戦は来年へ持ち越し

名物の「盆ジョヴィ」と「EZ盆ダンス」も実施、今年のテーマは「嗜む」

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Yoko Fukushima
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「中野セントラルパークパークアベニュー」で2022年8月6日(土)〜7日(日)に「中野駅前大盆踊り大会」が開催される。この盆踊りは通称「なかぼん」で知られており、毎年2万人以上の参加者でにぎわう。2020、2021年はコロナ禍の影響で、入場者数を限定した有料参加制として、中野セントラルパーク地下1階からインターネット配信を行う形で開催した。

10回目となる今年は、浴衣を着て音楽に合わせて「東京音頭」を5分間一丸となって踊るギネス世界記録に挑戦する予定だったが、コロナ禍の状況を踏まえ、来年に延期となった。 しかし3年ぶりの地上開催に向け、事前に行われた練習会では各回100人以上が参加。多くの人が技を磨きながら大会を心待ちにしている。

中野駅前盆踊り大会
画像提供:株式会社中野総合研究所

今回の大会に彩りを添えるゲストは音楽グループ「TRF」のDJ KOOやDJ CELLY、お笑いコンビ「エレキコミック」のDJやついいちろう、2人組ロックユニットの「ザ・リーサルウエポンズ」、筋肉盆踊りの筋肉紳士といった多彩な顔ぶれが大会を盛り上げる。

同大会の名物として知られる「盆ジョヴィ」と、TRFの名曲「EZ DO DANCE」で踊る「EZ盆ダンス」も開催される。「盆ジョヴィ」は、アメリカのハードロックバンド「ボン・ジョヴィ」の名曲で踊る盆踊りで、DJ CELLYの発案により2018年から始まったもの。ボン・ジョヴィ公式Twitterが反応を示し、テレビでも紹介され話題を集めた。「盆ジョヴィ」が6日、「EZ盆ダンス」は7日に披露される。忘れずにチェックしよう。

中野駅前盆踊り大会
画像提供:株式会社中野総合研究所

両日とも、中野区民歌謡こと通称「中野音頭」、盆踊りの定番曲「東京音頭」「炭坑節」などを踊れる企画も用意している。三味線や太鼓、尺八を使った生演奏をバックに盆踊りを楽しんでほしい。

実行委員長の鳳蝶美成(あげはびじょう)は「コロナ禍で、草履(ぞうり)や浴衣の収益が落ちてきているので、業界を助ける意味でも祭りを開催することにしました。ただ、しっかりとコロナ対策をした上で行います」と安全な開催へ向けて意気込む。今年のテーマは「嗜む」がコンセプト。文化やエンターテインメントが戻ってきたことをかみ締めてもらいたいという思いが込められているという。 無料で誰でも参加可能。各々が感染対策を行いつつ、日本の祭りの楽しさを存分に味わおう。

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