NYC Marathon
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ブルックリンに大規模なマラソン大会が誕生

『ニューヨーク・シティ・マラソン』に次ぐ、ニューヨークで2つ目の大会

Anna Rahmanan
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Anna Rahmanan
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ニューヨークのマラソン大会といえば、秋に開催される世界最大のマラソン大会『ニューヨーク・シティ・マラソン』が有名だが、2022年から新たな大会『ブルックリン・マラソン(Brooklyn Marathon)』が開催されることになった。

走ることが好きなニューヨーカーにとって、街なかのコースでフルマラソンを楽しめる本格的な大会が「もう一つ」誕生することは、とても喜ばしいことだといえるだろう。

『ブルックリン・マラソン』は、2022年4月24日(日)に開催の予定。まだ暫定的だが、現段階のプランでは、レースは北ブルックリンのマッカレン・パークでスタート。ウォーターフロントやダウンタウンを抜け、ブルックリン南端に位置するコニーアイランドまで行き、折り返してプロスペクト・パークでゴールする。制限時間は6、7時間になる見込みだ。また、同じコースを使って、ハーフマラソンも行われる予定。

ブルックリンで本格的マラソン大会が開催されるという、このエキサイティングなニュースの到着は、長い間待ち望まれていた。というのも、大会の提唱者たちは何年も前から開催を目指してきたが、『ニューヨーク・シティ・マラソン』を管理する団体であるNew York Road Runnersが、ブルックリンでの大会設立に反対し続けてきたのだ。

ニューヨーク・タイムズ紙は、「年間のマラソンイベントの中で、『ニューヨーク・シティ・マラソン』が獲得しているユニークなポジションを維持したいと考えていたNew York Road Runnersが、春のニューヨークでロードマラソンが開催されることに長い間抵抗を感じていた」と伝えている。

しかし紆余(うよ)曲折はあったが、2011年にはプロスペクト・パーク内だけを走るというで、ブルックリンでのマラソン大会がスタート。以降、数回のロードマラソン大会の開催を経て、ようやく「本物」のマラソン大会の開催が実現することになった。

『ブルックリン・マラソン』の開催決定は、外での運動を再開するいい機会といえる。完走を目指して、ランニングシューズのホコリを払い、トレーニングを始めよう

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