Ginzan Onsen
Photo: Weniliou/Shutterstock

日本のレトロな温泉街ランキングをじゃらんが発表

ノスタルジックな景色と温泉をどちらも満喫

Kaila Imada
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Kaila Imada
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温泉旅行は、日本でしかできない特別な体験の一つ。歴史ある温泉街には穏やかでノスタルジックな雰囲気が漂い、都会の喧騒(けんそう)から解放される最高の時間を過ごすことができる。旅行情報サイト「じゃらん」は読者アンケートを実施し、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえる「レトロ温泉街ランキング」を発表した。

同調査は全国の1088人を対象に、オンラインで実施したもの。ランキングには群馬県の情趣あふれる観光地から、長野県の歴史ある温泉街までが選出された。以下がその結果だ。

四万温泉
Photo: Traveler-Japan/Photo AC

四万温泉(群馬県)

1位に輝いたのは、群馬県の四万温泉。約1100年前に開湯したこの温泉地は、古代から「湯治場」として親しまれてきた。信号機やコンビニエンスストアなどもなく、タイムスリップしたかのような昔ながらの街並みがそのまま残されている。「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋をほうふつさせる、日本最古の温泉旅館「積善館」は訪れてみるべきスポットだ。

銀山温泉
Photo: Sean Pavone/Dreamstime

銀山温泉(山形県)

情緒あふれる街並みが魅力の銀山温泉。特に雪景色の美しさは格別で、冬はこの地を訪れる最も人気の季節だ。銀山川のほとりを歩けば、昭和初期の雰囲気がそのまま感じられる。市民と観光客が利用できる共同浴場「しろがね湯」は、建築家の隈研吾が設計した。 

渋温泉
Photo: Sean Pavone/Dreamstime

渋温泉(長野県)

約1300年前に開湯したこの温泉街は湯量と泉質の良さで知られ、古くから健康や開運に効果があるとされる温泉として親しまれてきた。9カ所の共同浴場が無料で開放されており、外湯巡りが楽しめる。

伊香保温泉(群馬県)
Photo: Fann Rei/Dreamstime

伊香保温泉(群馬県)

群馬県で親しまれている人気の温泉地が、伊香保温泉だ。万葉集にも登場するこの有名な温泉地では「黄金の湯」と「白銀の湯」の2種類の泉質を楽しめる。町のシンボルでもある石段街には土産物屋や旅館が軒を重ね、風情ある雰囲気に心がときめくだろう。

黒川温泉
Photo: Trinuch Chareon/Dreamstime

黒川温泉(熊本県)

緑豊かな自然に囲まれた黒川温泉には昔ながらの温泉旅館が点在し、川沿いには露天風呂が立ち並ぶ。より多くの温泉を楽しみたい、という人は「入湯手形」を手に入れよう。1枚1,300円(税込み)で3湯に入れる。冬季限定で町中をイルミネーションで照らす「黒川温泉 湯あかり」も開催される。

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