ロンドンで「ストレンジャー・シングス」の没入体験型イベント開催

「裏側の世界」やScoops Ahoyを再現、ショップスペースも

Alice Saville
テキスト:
Alice Saville
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
広告

80年代のノスタルジーと超常現象の恐怖が融合した「ストレンジャー・シングス」の世界観は、非常に魅力的なものである。だから、Netflixとイベント会社のFeverが手を組んで、ファンがその物語の中を探検できるようにしたのも不思議ではない。

この夏、ロンドンで開催される「Stranger Things: The Experience」は、大人気シリーズの世界に浸れるよう設計された体験型マルチメディアイベント(生の俳優ではなく、ビデオ映像に頼るわけだ)だ。

来場者がまず始めに体験するのは、ホーキンス研究室と「裏側の世界」。恐怖から脱出した後は、登場人物たちのたまり場であるScoops AhoyやPalace Arcadeに寄り、最後には、Mix-Tapeで食事や飲み物を楽しみながら写真撮影もできるという。Mix-Tapeには、あらゆる商品を取り揃えたショップスペースも用意されている。

「ストレンジャー・シングス」シリーズの出演者の多くが法定飲酒年齢に達していないが、会場にはバーもあり、「ストレンジャー・シングス」のオリジナルカクテルも提供される。

この企画は「ストレンジャー・シングス」に対するファンの執着心をあからさまに利用したものといえるだろうか? おそらく「そう」である。ただ、盛り上がる可能性は「イエス」だろう。「ブリジャートン家」から「モノポリー」までを題材にしたインタラクティブな体験型イベントがすでに開催されていて、ロンドンにおけるインタラクティブで没入感のあるイベントに対する欲求が衰える気配がないからだ。

「Stranger Things: The Experience」は、2022年10月30日(日)までの開催。チケットは39ポンド(約6,325円)で、予約は公式ページから予約できる。

関連記事

A new ‘Stranger Things’ immersive experience has come to London(原文)

プロントが「ストレンジャー・シングス」とのコラボカフェを渋谷にオープン

Netflixが「ストレンジャー・シングス」の舞台化を発表

「ストレンジャー・シングス」シーズン4の「あの家」は実在した

「ストシン」で再人気のケイト・ブッシュ、「世界は狂ってしまった」

イカゲームのクリエーターがシーズン2の方向性を示唆

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら  

最新ニュース

    広告