「ストシン」で再人気のケイト・ブッシュ、「世界は狂ってしまった」

BBCラジオ4で語る(一部ネタバレあり)

Jon Hornbuckle
テキスト:
Jon Hornbuckle
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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「世界が狂ってしまった」

Netflixの人気SFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にフィーチャーされた楽曲「神秘の丘」(Running Up That Hill)が、自身を音楽チャートに返り咲かせたことについてケイト・ブッシュは、イギリスでの貴重なインタビューでこう語った。

1985年にリリースされたこの曲は、セイディ・シンク演じるマックスと邪悪なヴェクナとのクライマックス対決の重要な「プロットデバイス」(物語における仕掛け)として登場。それ以来、この楽曲はイギリスの音楽チャートでトップに躍り出るとともに、音楽界の大物ビヨンセやドレイクとの競争を制してラインクイン2週目もその座を維持すると見られている。

アメリカでは、Billboard Hot 100に8位で再登場。ブッシュのこれまでのアメリカでのシングルチャート最高位となった。

BBCラジオ4に出演したブッシュは、「まさに驚異的だ……実に衝撃的ではないだろうか? つまり、世界中が狂ってしまったんだ。この曲は注目されるだろうと思っていたが、こんな風になるとは想像もしていなかった。第1シリーズから見ていたので、すでにこのシリーズはよく知っていた。この曲がこんなにもポジティブな形で使われるなんて、なんてすてきなんだろうと感じたよ。マックスのお守りのようなものとしてね」と話している。

「ストレンジャー・シングス」の共同クリエーターであるマット・ダファーは以前、2022年7月1日(金)から配信されるシーズン4のクライマックスとなる2つのエピソードで、ブッシュの音楽がさらに登場することを認めている。

彼はそれらのシーンについて「間違いなく最も壮大な『ケイト・ブッシュの瞬間』になる。メジャーな形で戻ってくるんだ」と表現している。

原文はこちら

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