渋谷の工事仮囲いに佃弘樹や田中功起ら8人のアーティスト作品が登場

ナンヅカなどギャラリー中心に実施、2022年9月ごろまで

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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渋谷の中心にある渋谷ヒカリエのそばで、2021年12月1日から渋谷二丁目アートプロジェクト』が展開されている。プロジェクトが実施されているのは、ヒカリエと青山通りの間に位置しており、およそ120メートルの複合施設建設工事が進行中の工事仮囲い上だ。

渋谷アートプロジェクト
石井海音《駅》(2021年)

複合施設は渋谷2丁目17地区市街地再開発組合と組合員である東急が計画する『渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業』として建設され、2024年開業を予定している。

このアートプロジェクトは、工事期間中も建設現場の彩りや渋谷という街の魅力を向上させることを目指して実施されるもの。アーティストは、組合構成員であるナンヅカ(NANZUKA)とナンヅカの所属する日本現代美術商協会(CADAN)が「都市の移り変わり」をテーマに募集し、8つのギャラリーから作品を掲出している。

渋谷アートプロジェクト 
野沢裕《→□←》(2013年)

参加アーティストは佃弘樹、石井海音、横山隆平、野沢裕、森本美絵、高倉大輔、小林健太、田中功起。いずれの作品も「渋谷」という場所に着想を得た新作が中心で、2022年9月ごろまで掲出される予定だ。

渋谷アートプロジェクト 
森本美絵《scraoa》(2021年)

このプロジェクトに限らず、アートウォールは新宿で森山大道らが参加する『新宿アートウォールプロジェクト』(2022年初夏ごろまで)なども展開中。近くを通る際には、目を向けてみては。

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