銀座のランドマーク三愛ドリームセンターにギャラリーがオープン

リコーアートギャラリーが誕生、独自の技術とアーティストの作品が融合

テキスト:
Hanako Suga
広告

銀座4丁目交差点にある三愛ドリームセンターは、このエリアのランドマーク的存在だ。1963年の設立以来、銀座の景観の一部として親しまれてきた。この場所に、リコーアートギャラリー(RICOH ART GALLERY)2021年4月28日(水)にオープンする。

三愛ドリームセンター
三愛ドリームセンター

同ギャラリーは、リコー発のアートプロジェクトである「StareReap」から生まれた作品の発表や販売を中心に、今後は国内外の気鋭アーティストとコラボレーションした展覧会を予定している。StareReapは、アートを身近に感じることができる文化を提案するブランドとして、リコーが開始させたプロジェクトだ。

また、リコー独自のインクジェット技術による、立体スキャニングや立体印刷などを活用し、アーティストとの共創活動によるオリジナルアートの制作を行う。

 

オープニングには、梅沢和木の個展『画像・アラウンドスケープ・粒子(Image, Aroundscape, Particle)』を5月29日(土)まで開催。同展では、デジタル画像を活用したコラージュや、そこに加筆することでデジタル世界と現実世界を行き来する梅沢の世界観をリコーの新しい印刷技術を使い、表現した新作を紹介する。

今後も、横田大輔や金氏徹平などのアーティストとStareReapの共創による作品の展覧会など、さまざまなアートイベントを開催する予定だ。

関連記事

もはや現代アート?巨大イカのモニュメントがついに完成

山奥に眠るメタボリズム建築の傑作が宿泊施設へ

2021年、見逃せない芸術祭5選

つまみ食いではないアート、かつてのネオダダの拠点がリニューアル

自分で描いた作品が歩き出す? チームラボの新作展示がスタート

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

最新ニュース

    広告