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Photo: teamLabGinza 456 & teamLab

自分で描いた作品が歩き出す? チームラボの新作展示がスタート

入場料は無料、自宅からの参加も可能

Emma Steen
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Emma Steen
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禅の教えに「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。ギンザ 456(GINZA 456)で開催されているチームラボの最新インスタレーション『Walk, Walk, Walk Home』は、この言葉から着想を得たものだ。

一つの列を成しながら終わりなく歩き続ける不思議な生き物や、町の人々のアニメーション。KDDIとのコラボレーションによって実現されたこの神秘的なインスタレーションは、「世界とのつながり」をテーマに、世界中どこにいても参加できるよう制作された。

Walk Walk Walk Homeへの参加方法

会場に用意されている8種類の用紙の中から好きなキャラクターを選び、顔を描いたり色を塗ったりしてみよう。しばらくすると、自分の描いたキャラクターがゆっくりとスクリーンに現れる。来場には事前予約が必要で、毎日10時30分から45分ごとに8人までの参加が可能だ(最終入場は18時45分)。会期は2021年5月11日(火)まで。GINZA 456のホームページから予約へ進んでほしい。

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また、同展示は世界中どこにいても参加ができるというユニークな内容。自宅から参加する場合は、専用用紙を公式ウェブサイトからダウンロードし、スマートフォンから塗り絵をしてみよう。出来上がった作品をスキャンしてアップロードすれば、自分のオリジナルキャラクターがデジタルアートの中に出現する。自分や、世界中の人が作成したキャラクターたちが野原や竹林を歩き回る様子は、会場やYouTube Live上で鑑賞することが可能だ。

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捕まえて集める境界のない群蝶

『Walk Walk Walk Home』の会期の後は、2021年5月14日(金)から7月末まで『捕まえて集める境界のない群蝶』と題した新しい展示がスタートする。こちらもKDDIとのコラボレーションによる企画で、「捕まえ、観察し、解き放つ」をテーマにした体験型のデジタルアート。チームラボの発表によると、デジタルと現実世界を行き来するチョウをスマートホンで捕まえて収集する、というユニークな内容だ。

今後も、日本各地でチームラボの展示が続々と展開されるので見逃せない。新感覚の展覧会『チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木』や、4月には岡山県の歴史的建造物、旧福岡醤油建物を舞台に、チームラボならではのインタラクティブなアート空間が繰り広げられる。 

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