傘のシェアリングサービス、Rentbrellaがロンドンに進出

サンパウロ、ニューヨークに続く3都市目

テキスト:
Annette Richardson
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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もうすぐ雨の日にロンドンで傘が借りられるようになる。サンパウロやニューヨークで傘のシェアリングサービスを提供しているRentbrellaが、ロンドンへの進出を発表したのだ。

同社のミッションは「あなたと天気や街との関係をより簡単にする」こと。つまり、雨が降っている時に、我々があまり腹を立てないようにしてくれるわけだ。 Rentbrellaを利用するための手続きは4段階。(1)アプリの地図でサービスを提供しているRentbrellaステーションを検索して、その場所へ行き(2)「QRコード」をスキャンして(3)傘を取り出す。利用後は(4)近くのRentbrellaステーションで返却する。ロンドンのシェアサイクルとほぼ同じ方法である。

Rentbrellaは、傘の数をリアルタイムで記録しているため、土砂降りの雨の中、近くのRentbrellaステーションまで行って傘が借りられないということは起こらない。

Rentbrellaの傘はペットボトルを再利用した材料で作られていて、紫外線をカットしてくれる。サービススタート時の利用料金は、1日目は無料、2日目と3日目は2ポンド(約326円)となる。ただし、傘が返却されない場合は16ポンド(約2,600円)が請求されるので注意が必要だ。

サングラスや虫除けと共に、「雨対策」はロンドンにおける夏の必需品。そのため、これは歓迎すべき新サービスといえるだろう。サービスの具体的なスタート日は未定だが、ロンドンのいくつかの場所にはすでにRentbrellaステーションが設置されているようだ。 Rentbrellaのサービス詳細の確認、アプリのダウンロードはこちらから。

原文はこちら

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