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エスニックな中華料理にグッドミュージックがマリアージュする空間

渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤード ミヤシタ パーク)」に、新区画「Park in Park(パークインパーク)」が2025年10月に誕生した。場所は「渋谷横丁」の隣といえば、分かりやすいかもしれない。
同施設の第1弾企画は、ここ日本でも再結成が話題を集めた世界的ロックバンド・Oasisのポップアップ「Oasis Live ‘25 Tokyo Fan Store」であった。その後も人気アイドルグループ・FRUITS ZIPPERによる期間限定のパン店「FRUITS ZIPPER Pop-in Bakery」がオープン。そのため、ポップアップスペースとして認知している人が多いかもしれない。
だが、それはほんの一面である。通常は、中華やエスニック料理とともに音楽やアートなどのカルチャーが楽しめるスペースとして営業しているのだ。
店内は広々としていて、テーブル席はもちろん、一人でも気兼ねなく食事できるカウンター席を設置。飲食のプロデュースは、「渋谷半地下酒場」や表参道「BLUE THE THREE(ブルー ザ スリー)」を運営している今添笑店が手がけている。
料理は、店内で包んだ「特製広東焼売」「黒胡麻坦々焼売」(各780円、以下全て税込み)や、蒸しパン(220円)とともに食べるのがおすすめの「特製黒酢豚」(1,480円)などがラインアップ。取材時は「最高のフライドチキン」(1,180円)を注文した。パクチーとピリ辛なソースを合わせると、さらに酒が進む。
また、ナチュラルワインに力を入れており、特に同店の料理と合うのはオレンジワイン(1杯1,100〜1,500円、仕入れ状況により異なる)だという。ビールももちろん合うが、確かにフライドチキンのスパイシーさとオレンジワインは、絶妙な組み合わせだと感じた。
飲食を楽しんでいると、アブストラクトでジャジーな、多国籍なニュアンスを感じる選曲が耳に入ってくる。この日は、「Selector Series」というイベントの第11回目で、ダニエル・リンコン(Daniel Rincón)がNAP名義でDJしていた。同イベントは、海外と国内DJの交流の場となることを目指している。
この日は座ったまま音楽を楽しめたが、テーブルを撤去し、ダンスフロア仕様にすることも。オールナイトパーティーもこれまで2回実施している。さらに音楽レーベルのOn-U Soundとのコラボレーションや、アーティスト・Oneohtrix Point Neverの最新アルバム『Tranquilizer』のポップアップなど、音楽好きにはたまらない、攻めたイベントも開催されている。
イベントは、1年で20回ほどを予定。エレクトロニックをベースとしつつも、ジャンルレスな音楽をかけられるDJをブッキングしていく。スピーカーは、L-ACOUSTICSのハイエンドなものを使用しており、どんなジャンルにも合うだろう。気軽に立ち寄れる飲食の場で、新たな音楽に出合ってほしい。音楽イベントの詳細は公式Instagramをチェックしよう。
音楽イベント以外にも、アート展示などを予定している。渋谷の中心地に誕生した新たなカルチャースポットを、まずは訪れてみてほしい。
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