Mountaincart
Photo: Hakuba Iwatake Mountain Resort

最大時速50キロ、ヨーロッパで話題のマウンテンカートが日本初上陸

白馬の大自然を疾走

Youka Nagase
テキスト:
Youka Nagase
翻訳:
Hanako Suga
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東京の街中を走るマリオカートを見なくなって久しいが、都会ではなく大自然の中をモーターレスのカートに乗って疾走するというスリリングなアトラクションが登場した。長野にある白馬岩岳リゾートでは、ドイツのMountaincart社製の「マウンテンカート」で、森林に囲まれた山や緑の中を走行することができる。

白馬は日本で人気のあるスキーリゾートの一つで、アクセスは東京から新幹線とバスを乗り継いで3時間ほど。白馬の魅力はウィンタースポーツ以外にもたくさんあり、夏場は緑豊かな長野の山あいでさまざまなアウトドア体験が楽しめる。

Mountaincart
Photo: Hakuba Iwatake Mountain Resort

マウンテンカートはヨーロッパで話題のアウトドアアクティビティで、今回の導入は日本初となる。乗車するには、まずゴンドラに乗って岩岳山頂まで登ろう。山頂からは北アルプスの壮大な自然を眺められるのも魅力的だ。準備が整ったら、マウンテンカートに乗り込んで山の麓まで2.1キロのコースを一気にクルージング。カートにはエンジンが付いておらず、最大時速50キロで大自然を駆け抜けられる。

もちろん、ブレーキを踏むことでいつでも好みの速度に調節ができる。低重心かつ広い幅のホイールと操作性の高いハンドルで、子どもや初心者でも安全に走行できるよう設計されているので安心してほしい。麓までの所要時間は約15分で、クルージングにはガイドも同行する。

Mountaincart
Photo: Hakuba Iwatake Mountain Resort

白馬の大自然とマリオカ-トの世界を一緒に体感できるとあれば、子どもから大人まで、一緒になって楽しめること間違いないだろう。料金は1,500円で、ヘルメットやゴーグル、ひざとひじのプロテクターといった安全装備のレンタルも含まれている。8月末までは毎日運営されているが、2021年9月1日(水)から11月14日(日)までの間は週末のみとなるので注意してほしい。1日60人限定なので、公式ウェブサイトで事前予約を行うことを勧める。

そのほか、岩岳リゾートではスラックラインやミニジップライン、トランポリンパーク、ガイド付きのバギーツアーなどさまざまなアウトドアアクティビティも提供している。白馬まで足を運んだらリゾートに滞在して、涼しい長野の夏を満喫してほしい。 

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